ヴィネ
あの敵を倒しに行くぞ、リリス。
リリス
うん、お兄ちゃん。任せて。
リリス
はぁっ!!
?
…弱い。
ヴィネ
攻撃が…通じない!?
?
ほう…これくらいで驚くとは。
?
貴様は今まで私のような者に出会わなかったのか?
ヴィネ
な、ない…
?
では…一つだけ言っておこう。
?
貴様がこれ以上攻撃しても私には勝てまい。
?
…しかし、貴様の妹は素質がある。
?
貴様の妹はこちらで預からせてもらう。
リリス
いやっ…!離してよっ!
ヴィネ
リリスを離せ…!このっ…!
?
リリス…貴様なら…この崩壊しかけているセカイを救える。
?
私と共にセカイを救おうではないか…!
リリス
な、なんなの…!!この力…!!
リリス
だんだん…眠たく…なって…
ヴィネ
リリスっ!!
男は術でリリスを眠らせ、リリスを連れて 術で描いた魔法陣の中に入っていく。
ヴィネ
ま、まて…!
ヴィネ
何を…するつもり…だ…
ヴィネ
(だ、だめだ…意識が…)
俺はその場で気を失った。






