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大事なのは俺ら。第1話

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大事なのは俺ら。第1話

1 - 大事なのは俺ら。第1話

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2021年11月18日

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優斗。琴音。おいで。

優斗

はい。

琴音

分かりました。お母様。

その時俺らは貧しい生活をしていた。

だがこれで人生が変わった。

あのね。真剣に聞いて欲しいの。

琴音

はい。なんでしょう?

優斗

なんでございましょうか。

もし、貴方達にお父さんがいたらどうだった?

優斗

どうでしょうか。
今よりもっと嫌な生活だと。

琴音

私は、いい人生を送れたと思います。

そう、色んな意見があるのね。

聞いて欲しい。

優斗

はい。

琴音

はい。

貴方達が生まれる前に、お父さんがいたのよ。

優斗

!?

琴音

!?

そう、俺らは知らなかっただけだ。

まぁ、帰りに話すわ。とりあえず学校に行って来なさい。

琴音

分かりました…

優斗

はい、かしこまりました。

優斗

琴音。

琴音

なに。

優斗

朝のことは本当なのか?

琴音

知らないわよ。私に聞かないで。

優斗

そうか。

琴音

今日は、剛くんと遊ばないの?

優斗

はい。琴音こそ、真奈さんと遊ばないのか??

琴音

ええ。

2人は、

話が気になっていた。

何故だろうか。

あら、おかえり。今日は早いわね。

優斗

はい、今日は授業が短めだったので。

琴音

はい。お母様、お話を。

えぇ、今すぐ話すわ。

ある12年前、お父さんは、事故死したの。

優斗

琴音

、!?

い、いや!や、やめて!

誰がやめるか!!

ドンッ!ドンッ!ばコバコっ!

かはっ。

汚ぇ。お前は契約した。俺のゴミ役。

1年と言ったはずよ!なのに、なのに、5年もするの!?

っるせぇ!!!

…酒を飲みに行ってくる。待っとけ。

お母様は、お父様のサウンドバックだった。

数分後

まだ帰ってこない。何故かしら。

ふと、お母様が携帯を見ると。

、、、!!

やっと、苦しみから、解放され、たの??

優斗

はぁ。お薬飲まないと…

俺は

自分が嫌になった。

琴音

入ります。

優斗

なんだ。

琴音

あのさ、

お父様は、なぜお母様をサウンドバックにしたのだろうか。

琴音

お母様、腕に傷が、

優斗

!?

ドンッ!!!!!!!

チラッ (リビングを見る)

かはっ!

雄也

琴音

オラァ!

雄也

ぐはっ!

バタっっ!!

優斗

!!

俺は知らなかった。

お姉様が、、

伝説ヤンキーだったなんて。

琴音

なにお母様に手ぇ出してんだ!?

雄也

琴音

なぁ?喋れよ。

雄也

琴音が、雄也の髪を引っ張る

琴音

…黙ってる。

ずりずり

優斗

琴音

優斗、死体処理お願い。

優斗

…うん。

ずりずり

ドサ!

優斗

優斗

雄也…か。

優斗

××事務所の奴か。

優斗

早く死んだ方が、身のためだ。雄也…さん。

優斗

スヤァ。

琴音

…寝てる。

パチッ!

優斗

あ、姉ちゃん

琴音

来い。

優斗

わぁーーーーーーーーー…!!

何かを思い出した。

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