それから二人は色々な所を回った。
アトラクションのある遊園地、自然豊かな公園。博物館、動物園、水族館、プール、海。
そして季節が2つほど巡り、半年が過ぎた頃。
互いの距離感もつかめるようになって、一緒にいる時間が苦痛でなくなった頃。
デルキラ
デルキラは朝食の席で唐突に そうつぶやいた。
砂上流気
流気はデルキラの帰る場所がなんとなくわかったが、あえてそう聞いた。
デルキラ
砂上流気
デルキラ
砂上流気
デルキラ
そう言いながら、おかずを摘むデルキラ
その姿を、新聞を持つ上から気づかれないよう、流気は盗み見た。
砂上流気
コーヒーを啜ると心の中でそんなことをつぶやいた。
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