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お出かけのショッピ君

貴方視点

彼は私を守ってくれるっていた

しかし、私は正直、あの人に心を開いてしまっている

怖いんじゃない

ただ、ストーカーに心を開いてしまっている自分が悔しかった

貴方

………

今日は仕事がない

あの人は「仕事があるから、夜にな!」って言ってたけど

久々の自由に一人でお出かけできる

と、思ったが

貴方

〜♪

???

あれ、奇遇っすね

???

昨日ぶりです

後ろから肩を叩かれ、声をかけられた

聞き覚えのある声

私は後ろを振り向く

貴方

ショッピ……君…?

ショッピ君

やたらと、機嫌いいですね

ショッピ君

先輩?

と、意地悪そうに笑う彼

貴方

……!

いつからいたのだろうか、全く気配がなかった

ショッピ君

それより、どこ行くんですか?

貴方

え、えっと…これからお買い物……

ショッピ君

俺ついてってもいいっすか?

貴方

…!

一人がいいと言ったけど

ショッピ君と、お出かけ!?

初めてだ、行ってみたい

貴方

あーいいよいいよ!

ショッピ君

ありがとうございます!

と、笑っている

背が高いショッピ君(私が低いだけ(´・ω・`))

私を見下ろしている

やばい、近い、至近距離……

あの人も私より高いが

また違う、ドキドキとした感覚に身をもってかれる

ショッピ君

どーしました?

貴方

え、いやなんでもないよ!?

ショッピ君

なんかぼーっとしてたんで

ショッピ君

よかったっす

うん、私もショッピ君とお出かけできて嬉しいよ、うん((

貴方

ん、でどこ行く?

ショッピ君

あ、俺先輩に任せるっす

え、それ困る

私もなんとなくで行こうとしてたの、完全セールのスーパーだから((

女子力感無くなる…

ここは、行ったことないけど最近できたカフェにでも誘うか

貴方

さ、最近できた

貴方

カフェにいこ!

ショッピ君

あ、はい

カフェ嫌いなのかな?

素っ気ない返事に私は戸惑った

syp視点

ショッピ君

………

貴方

………

なんか気まずい

先輩が連れてってくれたこの店、オシャレすぎるでしょ

どんな女子力だよ、先輩

貴方

え、えっと…これ美味しいね!

ショッピ君

えっ…そうっすね…

くっそ、せっかく振ってくれたのに

すみません先輩

返しが下手な俺で

貴方

………

ショッピ君

………

つい顔をそらしてしまう

ぎこちない事分かってても、空気は変わりそうにない

では、あれを出そう

ショッピ君

そ、そういや…

ショッピ君

ストーカーされてるんですよね?

貴方

え……!?

驚いてる

外で聞いちゃダメだったかな

貴方

あ、うんえっと…

ショッピ君

あ、無理に言わなくて大丈夫っす

ショッピ君

た、ただ大丈夫なのかなーって先輩………

貴方

心配………ありがとうね…

貴方

私は大丈夫だよ……

貴方

ストーカーって言っても危険なことする人じゃないけど…

貴方

(食害以外……)

ショッピ君

……?

なんか考えてる

ショッピ君

そうなんですか、

ショッピ君

ならよかったです

貴方

うん、なんか、ありがとう……!

ショッピ君

っいえいえ…

無意識に食べ物を口に運ぶ

ショッピ君

うっ、ゲホッゲホッ…!

貴方

え、あ大丈夫!?

う、迷惑かけたな…

ショッピ君

だ、大丈夫っす…

貴方

慌てん坊さんだね

と、彼女は笑う

ショッピ君

……!

どんだけ、可愛いんだよ

ストーカーさんの気持ちもわかるかもしれない

貴方

んじゃ、今日はありがとう!

貴方

楽しかったよ!!

ショッピ君

…俺もっす

貴方

また、遊べたらいいね

ショッピ君

……はい

貴方

……

手を振る彼女

切ない

ショッピ君

っ……

貴方視点

楽しかったけど、なんかぎこちなかった

私のコミュ力が問題だな

くそ、コミュ力上げなければ…

貴方

……

手を振る

彼は私のことを見ている

ショッピ君

っ……

彼が私の方に走ってきた

貴方

えっ…

ショッピ君

先輩…

彼の腕が背中に回るのがわかる

夕暮れに照らされながら抱きつかれた

貴方

ちょっ……

ショッピ君

俺、好きです…

貴方

………

貴方

えっ……?

私は驚いた

告白も驚いた、がそれ以上に

後ろで嫌気の刺すような

いや

殺意のこもった顔で、こちらを見る

ゾムさんがいた

2話終了

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