テラーノベル
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395
灰猫
40
43
#類司
ねる
259
「流されるプール」と呼ばれるプール型アトラクションにたどり着く一同、そこには彰人もいた
カエルタマゴ
志歩
カエルタマゴ
彰人
カエルタマゴは鋭く彰人を見るとルール説明を始める
カエルタマゴ
カエルタマゴの説明に言葉を失う一同
こはね
彰人
一同は向こう岸に一歌がいるプールに対面する
穂波
一歌
類
こはね
こはねの目にはある一つの宝物しか入らなかった。流れる水面を漂う、一台のカメラ。それはみんなとの「居場所」を写し止めてきた、こはねの魂そのものだった
彰人
周囲の静止も、彰人が伸ばした手も、今のこはねの目には映らない
こはね
泡立つ水流の中へ、吸い込まれるように飛び込むこはね。彼女は泳ぐことさえ忘れ、ただ一点、沈みゆくレンズの反射だけを見つめていた
こはね
こはねはカメラを起動する。真っ白に映る液晶画面。そこには今まで撮ってきた写真がたくさんあった
満面の笑みでポーズを決める司と、呆れながらも笑う類の姿
司
類
えむ
えむが笑ってワンダーステージはいつも明るかった
練習の合間、みのりと一緒に食べたアイスの煌めき
みのり
こはね
みのり
志歩
みのり
志歩
こはね
志歩もあきれながらアイスを分けてくれた
そして、レンズ越しに何度も目が合った、大好きな相棒・白石杏の横顔
杏
こはね
彰人
冬弥
ライブの時、いつも隣で一緒に歌った、なんの取り柄もない自分を見つけてくれた、大切な存在
こはね
そこでこはねは初めて自覚した。自分は寂しかったと
こはね
こはね
こはね
こはねはそっとカメラを抱き締める。これが、ここでいなくなった者達の生きた証だからだった
こはね
グシャ…と水の底で軽い音がした
彰人
拳をコンクリートに叩きつけ、皮が剥け血が流れても、彰人は止まらない。そこにあるのは残された仲間すらも守れなかった自分への、剥き出しの殺意だった
冬弥
冬弥は声も出せず、ただこはねが沈んだ水面を、焦点の合わない瞳で見つめ続けている。彼の精神は、司を失った時以上の深い闇へと、音を立てて崩落していく
対岸で、一歌はその光景を全て見ていた。 一歌の喉から、ヒュッという短い悲鳴が漏れる
一歌
穂波
一歌
コメント
1件
うわっ……第17話、読んだよ……。「流されるプール」で一気に空気変わるのが怖かった。こはねがカメラに飛び込むとこ、彼女にとっての“居場所”の象徴なんだろうなって思って胸がギュッてなった。回想で杏ちゃんたちとの思い出が流れるところ、優しいのにむしろ辛くて……。最後の彰人の慟哭と冬弥の壊れ方、やばい。一歌の「私が♡♡♡た」って自責も重い……。続きが気になりすぎる🔥