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鏡の間_Mirror Chamber_

エース

つっかれた〜

デュース

無事、戻ってこれたみたいだな

グリム

なんかメチャクチャ緊張したんだゾ

優詩

そうだな

優詩

(ほんとに…
こいつら相性悪すぎて…オレが1番疲れてんじゃないか?)

ガタッ

優詩

エース

デュース

グリム

デュース

…今、物音しなかったか?

エース

…したな

優詩

グリム

ま、また別のバケモノか?

グリムが怯える素振りを見せる 無理もないか…

オレ達は物音を辿ろうと顔を見合わせる

音の元を辿るとその音がこの部屋に浮いてる棺の1つからしていると分かった

オレは音の正体を知ろうとゆっくりその棺に近づく。 怖いもの見たさと言うやつだろうか?

エース

なんで…棺から物音がしてんの?

優詩

分かったらこんな息を潜めてないよ

デュース

それもそうだな

オレは棺に恐る恐る手を伸ばす

グリム

や、やめるんだゾ!優詩!
さ、流石のオレ様でも疲れてるから化け物の相手出来ないんだゾ!

エース

何?ビビってんの?

グリム

ふな゙っ!?
ち、違うんだゾ!!

優詩

エース…頼むからグリムを煽らないでやってくれ

エース

はいはい

オレは棺の蓋にゆっくりと手をかける。

薄い緑の髪の女

優詩

女の、子?

エース

は?

エースが不審がるような目でオレを見る

エースはオレの背中越しに棺を覗く。 それにデュースが続く

エース

ホントに女の子じゃん

デュース

何故こんなところに…

2人の意見に頷く

オレは改めて棺の中の女の子を見る。

薄い緑の長髪

程よく白い肌

その肌に影を落とす伏せられた長い睫毛

グリム

グリムがオレの背中に乗って棺を見る

グリム

うひゃー
ものすごく綺麗な女の子なんだゾ

優詩

…あぁ

エース

…な、すげー美人

デュース

オレは言葉に詰まった。

優詩

(美人ってこういう人のことを言うんだろうな)

エース

…動かねーな
この子

デュース

…まさか、死んで

優詩

息はあるよ。
耳を澄ますと寝息らしき音が聞こえる

オレの言葉にエース、デュース、グリムが口を閉ざし、耳を澄ます

薄い緑の髪の女

すぅ…すぅ…

デュース

ほんとだな…

エース

学園長に言わなくていいの?
女の子が扉<ゲート>にいるって明らかにおかしくね?

デュース

…あ、忘れてた

デュース

魔法石も持っていかないといけないんだった…

優詩

そうじゃん!
取り敢えず学園長に会いに行くよ!

デュース

あぁ!

エース

へーい

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