初めて、同じクラスになって
私達は今年で仲良くなれたの
それなのに、どうしてこんなことに…
私は 私は。。。
君が好きだった———
新しくクラス替えした時
あなたが優しく接してくれて、優しく話しかけてくれて、その時に好きになってしまった
白井 心優
(き、き、緊張する…。
新しく、友達、出来るかな?)
新しく、友達、出来るかな?)
雄馬 玲
君、名前、なんていうの?
白井 心優
え…
白井 心優
えっと、私は白井心優!
白井 心優
えっと、えっと
雄馬 玲
俺、雄馬玲。
よろしくね
よろしくね
白井 心優
(何で。こんなに優しく接してくれた人なんて居ない。何でこの人は…)
白井 心優
よ、よろしくお願いします
雄馬 玲
これからも、仲良くしようね
白井 心優
は、はい
雄馬 玲
タメでいいから
白井 心優
わ、わかった
それから、1ヶ月が経った日
白井 心優
ねぇねぇ!
今日、遊ばない??
今日、遊ばない??
雄馬 玲
うん!今日は俺、何も用事ないからいいよ!
白井 心優
やったぁ!ありがとう!
白井 心優
じゃあ私の家、◯時◯分集合ね!
雄馬 玲
おっけー!
私達はすぐに仲良くなれたの
私はこの時1番仲が良かったのは
雄馬玲だ———
それから何ヶ月も経ったある日
悲劇が起きた
先生
皆さん、大事なお知らせがあります
白井 心優
何だろーね!玲!
雄馬 玲
……う、うん…
先生
来週に
先生
雄馬玲君が引っ越してしまいます
白井 心優
え……?
白井 心優
れ、玲
白井 心優
それ、本当?
雄馬 玲
……うん、本当だよ
白井 心優
………
雄馬 玲
大丈夫。俺が居なくなってもきっと俺より良い友達が沢山出来るよ
雄馬 玲
今でも友達が多いんだからさ
雄馬 玲
その子達とももっと仲を深めないと
白井 心優
………
白井 心優
……や……よ
雄馬 玲
何?
白井 心優
嫌……だよ……
白井 心優
玲が引っ越すなんて絶対嫌!
白井 心優
私は玲とずっと仲の良い友達でいたい!!
白井 心優
玲だってそうでしょ?
白井 心優
私は…
白井 心優
私の1番の友達は……
白井 心優
玲だけなんだよ…
雄馬 玲
……
雄馬 玲
俺だって
雄馬 玲
俺だって心優と離れるのは嫌だよ
雄馬 玲
だけどさ、親に突然言われたんだよ
雄馬 玲
その時はさ、突然過ぎて全く信じられなかったけど
雄馬 玲
「引っ越す準備するから片付けておいて」って言われて、本当の事だと思った。
雄馬 玲
俺はずっと反対してた
雄馬 玲
お父さんが仕事の理由で引っ越さなきゃいけないらしい
雄馬 玲
だから、引っ越す事になった
白井 心優
…う……うぅ……
雄馬 玲
心優…!
白井 心優
私は玲だけなのに
雄馬 玲
………
雄馬 玲
俺が引っ越すまで
雄馬 玲
ずっと1番の友達で居てくれよな
白井 心優
うん…!
白井 心優
絶対…!
雄馬 玲
じゃあ泣かないで
雄馬 玲
今まで通り仲良くしてよ
白井 心優
わ、分かった…!
白井 心優
玲が引っ越すまで私は玲とずっと遊んで話す!
雄馬 玲
はは
雄馬 玲
心優は面白いね
雄馬 玲
うん、俺も心優とずっと遊んで話すよ!
白井 心優
ありがと!!
雄馬 玲
じゃあ、あと1週間
雄馬 玲
よろしく
白井 心優
よろしく!