ベアンヌ
・・・・
また、なぜか泣いていた
???
おはよう
ベアンヌ
貴方は・・・・誰?
???
俺は光(こう)
ベアンヌ
そう
光
君は?(まあ知ってるんだけど・・・一応聞くか)
ベアンヌ
ベアンヌ・スレーライ
光
そうか、ベアンヌって読んでいいか?
ベアンヌ
うん、私は光って呼ぶね
光
おう!
なぜか彼は すごく笑顔を見せる
ベアンヌ
(私もあんな風に・・・・笑えるのかな・・・・・)
光
ん?どうした?
ベアンヌ
あ、いや、別に
光
そうか、体調が悪いなら言えよ
ベアンヌ
・・・・うん
看護師
ベアンヌ・スレーライさん、朝食をお持ちいたしました
ベアンヌ
えっと、貴方は誰?
看護師
あ、申し遅れました
私看護師の弥生と申します
私看護師の弥生と申します
ベアンヌ
なぜ私はここにいるの?
光
あ、俺は学校だから行くね
ベアンヌ
あ、うん・・・・
看護師
・・・・・
弥生と言う人はなぜか 困った顔をして 笑顔を無理矢理作り 私に話しかける
看護師
えっとねー
ベアンヌ
・・・話しかけないで
看護師
え?
ベアンヌ
そんな私に無理矢理作り上げた笑顔を見せないで
ベアンヌ
逆にいらつく
看護師
え、あ、ごめんね・・・・
ベアンヌ
朝食だけ置いて部屋から出ていって
看護師
・・・うん、分かったよ
彼女は悲しそうな顔をしながら出ていった
ベアンヌ
(言い過ぎたかな)
ベアンヌ
まあいっか・・・・あれ
ベアンヌ
これ・・・・どこかで・・・・
ベアンヌ
う・・・・痛い痛い痛い!!!
な・・・何?!・・・痛い・・・痛いよぉ
な・・・何?!・・・痛い・・・痛いよぉ
看護師2
だ、大丈夫か?!
ベアンヌ
痛い・・・・頭が・・・割れる・・・・
何かを思い出しそうになると、頭が・・・・痛いの
何かを思い出しそうになると、頭が・・・・痛いの
看護師2
(記憶喪失になったショックだろうな・・・思い出しそうとすると脳がきっと抵抗しているのだろう)
彼は考え事をして、頭を抱えていた
ベアンヌ
痛いけど、痛みは治ってきたからいいよ
ベアンヌ
それにわざわざ私なんかのために悩まないで
ベアンヌ
他の人を優先して
看護師2
あぁ、君は賢いのかな?
看護師2
でも、君は患者だ無理しないでね
ベアンヌ
うん・・・・
痛い
何かを思い出しそうだ
・・・・・
思い出したのは
私は
神様だってこと
それ以外は全然だった
何が引き金かも
私はずっとそのことを
一人で考え続ける
次回
病気の少女ー神様ー