戦争、空襲などの描写・表現があります
しかし正しい情報とは限りません
政治的意図はありません
一般人が割と主軸で出てきます
ウゥーーーーーーーーー
早く逃げろ!!
ほら着いてきて!!!
こっちはダメだ!!! 下がれ!!
日帝
日帝
けたたましく鳴り響く空襲警報の中 国民を避難させ、できるだけ遠くまで聞こえるように声を張り上げる
日帝
日帝
激しく燃え上がる炎の中を日帝は駆け抜けていく
うわぁぁぁあん!!!
日帝
1人の少年
逃げ惑う人々が行き交う中 1人の少年が泣き叫んでいた
日帝
咄嗟に日帝は駆け寄る
日帝
1人の少年
日帝
日帝
日帝は痩せた少年をひょいっと持ち抱え、自身の軍帽を被せる
日帝
日帝
1人の少年
1人の少年
日帝
鼻をすすりながら少年はこくりと頷いた
日帝
日帝
1人の少年
日帝は優しく少年を降ろす
日帝
日帝
1人の少年
日帝
日帝
1人の少年
日帝
女性
日帝
日帝
日帝
女性
女性
日帝
そう答えた女性は、ほのかに微笑んでいた
日帝
日帝
1人の少年
日帝
日帝
1人の少年
日帝は姿勢よく立ち上がり、敬礼をする
その立ち姿はまるで一国を守る盾のようであった
1人の少年
1人の少年
少年は軍帽を手に持つと、それも左側が欠けていることに気づいた
日帝
1人の少年
1人の少年
少年はたどたどしく日帝に軍帽を差し出す
日帝
日帝は軍帽の代わりのように、少年の頭に手を置く
1人の少年
その大きく硬い手は安心感と抱擁感をもっていた
日帝
日帝はそう言い残すと防空壕を出て、遠くへ走り抜けて行ってしまった
1人の少年
少年は自身の頭を触りながら、日帝に抱えてもらった時、軍帽を被せてもらった時
そして先ほどの、頭に優しく置かれた手
その時感じた日帝の体温を思い出す
少年は成長してからもその温かみを忘れることは無かった
あぁ…
いくつの時だったか…
懐かしい…
1人の軍人
1人の軍人
あたりは瓦礫が散乱し所々自分と同じ状態の者もいる
のだろう
視界がぼやけ、何か視界に入ってきたとしてもその情報が脳まで届かない
しかしやけに静かなのは分かる 休戦なのだろうか
今感じているのは
力無く座り込んでいる地面と背中に伝わる硬いコンクリートのような感触
1人の軍人
思い出すのは無残に散っていく仲間の姿、敵の姿
そして…
1人の軍人
しかし驚くほどに痛みを感じない
これから死ぬからなのだろうから痛覚は必要なくなったのか
それとも、もう死んでいるのだろうか
?
1人の軍人
ほのかに聞こえた声が我が母国の言葉だったことに少しばかりの安堵を覚える
もう瞼を開ける気力すら残っていない
?
1人の軍人
?
?
?
?
?
おそらく2人、 そのうち1人の男の声はやけに聞き覚えのある、頼もしい声だと感じた
1人の軍人
1人の軍人
ざっ
1人の軍人
ふわっ
頭に軽い何かか乗る
そして、火の熱さとも痛みの熱さとも違う 桜の木漏れ日のような暖かさを感じた
あぁ…
貴方様だったのですね
?
?
1人の軍人
最期に会えたのが 貴方で良かった…
1人の軍人
少年は静かに 願いと一滴の涙を残し
散りゆく花となった
あぁ、でも…
もし叶うならば…
神様どうか
この軍帽を、あの方の手にお返しください
何年、何十年経っても良いから
あのお方が生きているうちに
偶然という名の 縁を辿って_
?
?
日本
!?
イタリア
軍帽…
コメント
4件
見るの遅れてすまんよぉぉぉぉぉぉ!!!!マッジで悲しすぎるんだがぁ!?にてさん優しすぎるし、、少年もめっちゃいい子じゃねぇですかぁぁぁ!!!マジで天才だな?彼女ちゃん有能すぎだろ
話の繋がり方天才ですね!? 日帝さん優しすぎだろっ!!