✝りな✝
やっぱり明日花ちゃんは頼りになるな
明日花
そ、そんなことないよ。ほら、授業に集中して。
✝りな✝
(照れてるんだな。)
休み時間
✝りな✝
あのね、明日花ちゃん
明日花
なに?
✝りな✝
すごく不思議なことがあったの。
✝りな✝
正直に話すとね、私自殺しようとしたんだ。
明日花
えっ?
明日花
どうしてそんなことしたの?
明日花
私達、お互い唯一の友達なんだよ。
✝りな✝
そうだけど、今カレ一週間ぐらい話してくれなかったから。
✝りな✝
それでね、屋上から飛び降りようとしたら、急に体が金縛りみたいに動かなくなちゃって、
✝りな✝
それでもう死なないって叫んだら急にもとに戻ったの。
明日花
色々気になるところがあるけど、助かってよかった。
明日花
なんかあったら私に相談してよ。
✝りな✝
わかった。本当にありがとう。
明日花
りなが死ぬぐらいなら相談ぐらい乗るよ。
✝りな✝
(私って思っているより人から大切にされてるんだな。)
明日花
それで、今カレって誰?
✝りな✝
綺羅斗って言う名前の人
明日花
え
明日花の顔は、完全に青ざめていた。
✝りな✝
どうしたの?顔色悪いよ
明日花
それって
明日花
私の彼氏じゃん