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涼真
はぁ～やっと夏休みだー
涼真
チャイ〜疲れたよ〜
チャイ
お疲れ様〜
涼真
え？！チャイが喋った！
チャイ
昨日のこと忘れたの？
涼真
え？昨日?
チャイ
まったくこれだから人間は…
涼真
ちょっと！説明して！
お母さんが帰ってくる
お母さん
ただいま～
涼真
あっお母さん帰ってきた
涼真
また後で話そうね
チャイ
にゃ〜
お母さん
さっきから何独り言言ってんの？
涼真
え？あ、何でもないよ！
お母さん
そう？ それより宿題はやったの？
涼真
あ、まだ
お母さん
すぐやっちゃいなさい
涼真
は～い
涼真が部屋に戻る
涼真
チェッ なんでこういう日に限ってお母さん早く帰ってくるんだろう
チャイ
まぁまぁ
涼真
それよりさっきの話し聞かせてよ
チャイ
わかったよ。 昨日お前友達の家に遊びに行ってただろう？
涼真
そうだけど…？
チャイ
で、…お前があんまり遅いもんだからお母さん心配してお前を探しに行ったんだ
涼真
え？！そうなの？！ だから帰ってきたら怒られたのか…
チャイ
まったく…お母さんに心配かけて…
涼真
で、…さっきの話しとどんな関係があるの？
チャイ
話しはここからだ
チャイ
お前が帰ってくる前に黒いコートの男がきたらしいんだ
涼真
それで？
チャイ
で、…その男、「水道工事のものです」と言って家に入ったんだけど…
涼真
ふんふん
チャイ
突然俺の前に立って何かを話し始めたんだ
涼真
なんて言ってたの？
チャイ
あんまり覚えてないが…確か「悪魔の契約を忘れたか…」とか言ってた
涼真
悪魔？！
涼真
チャイなんか契約したの？
チャイ
いや…してない…
涼真
ちょっと…
チャイ
ん？
涼真
これは事件の匂い！
チャイ
え？
涼真
その男の後つけてみよう！
チャイ
えーっ
果たして涼真とチャイは男の後を追えるのか第2話へ続く！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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