ドクンドクンと、鼓動を早める心臓。
頼むから早くこの家から出てってくれ。
冷や汗も出てきた。
でもやっぱり、いくらドキドキしていても、話に集中はしてしまう。
🦁「だいじょぶ×2!だって、僕達が普通の人の家にいるなんて思ってないでしょ〜(笑)」
🐱「確かにないな(笑)」
🐨「でももしかしたら帰ってくることもあるから、もう逃げよう。」
🐰「ヒョン、警察今来てますか?」
🐹「もぉー!大丈夫だよ!いたとしてもまた逃げりゃいいんだし!」
🐿️「疲れたぁー!ゆっくりしよっ」
🐥「!ご飯だぁ!」
ぁ、私がさっきまで食べてたご飯…!
🐥「美味しそー!」パクッ
🐹「!」
🐥「!………美味しいい!!」
それ……私のスプーン…!!
…まぁ、あの人なら……///
いや、何考えてるんだ。早く出てってくれぇー!
🐰「はぁ…まったく…」
🐿️「へぇー…意外に綺麗好きな人が住んでるかもねー…」
部屋をまじまじと歩きながら見る。
すると、クローゼットヘ近づいてきた
やばいやばいっ…!
焦っていると、クローゼットの間の所から、目があってしまった。
🐿️「!!」
「、!」
🐿️「……ふ、」
え、あの人達に言わないの?
言ってくれよぉ…! 言ってくれなきゃここ出れないぃ!
🐹「?どうかした?」
🐿️「?いや?なんでも?」
どうかしましたぁあ!!!
🐥「?」
心の中で騒いでたら、体も動いてしまって… さっきの冷や汗がクローゼットに擦れてしまって、ズルッと滑ってしまった
ガタンッ!
🐨「!!」
🐥「わあ!?!?」
🐱「……はぁ…」
🐰「もう、何してんの……」
🦁「え、なに?」
🐰「…ヒョン達気づかなかったんですか、」
🐹「んふ、僕実は気づいてたー!」
🐿️「僕さっき知ったー」
どんどんと手を上げていく
🐰「…………もぅ、いいよ」
私に向けられた言葉なのかわからなかったけど、皆反応なしだから、私なんだと思って、少し変な間が空いて、クローゼットの扉を開けた。
「……」
🐹「わ、」
🐥「え、」
🦁「え!!!」
🐨「!」
🐿️「んは、」
🐱「…」
「ど、どうも…?」
いや、どうもじゃないよね。
近所のおばさんに会ったんじゃないんだし。
「え、えっと…」
🦁「…僕らのこと、誰かわかる!?」
「え?」
意外な一言だった。 初めて会った人に僕の事知ってるって。
「………まぁ、」
🦁「そっかそっか!」
〈かっこよかったねー!〉
👼「どこいったんだか」
興奮気味であまりにもデカい声で喋るから、家の中まで聞こえたお母さんとお兄ちゃん。
🐥「やば、」
🐨「行くぞ」
🦁「またね!」
「…」
あの人達が出たと同時に入ってきた3人。
嵐のように去っていったあの人達。
〈?どうしたの?○○?〉
「っえ!?あ、なにも?」
【クローゼットも開いてるけど…】
〈様子もおかしいし…〉
〈窓だって空いてるじゃないっ〉
突いてほしくない所をどんどん突いてくる2人
「いや、夜の風に当たりたかっただけだよ、!」
【じゃあクローゼットは?】
「それは……服っ?ほしいなぁーと思って!」
【そんなのお父さんが買ってあげるよぉ〜♡】
「ぁ、ありがと…はは…」
👼「腹減った〜…」
次々に席に座る。
私も、クローゼットと窓を閉めた後に席へ座った。
. . .
「お母さーん、もう寝るねー」
〈はーい!おやすみー!〉
~ ○○の部屋 ~
寝ようとしても、寝れない。
あの『またね』の言葉。
どうゆう意味で言ったのだろうか。
ただ、適当に言っただけ?
それとも…また会おうってこと…?
あー、やだやだ。 もうやめよう。
あの人達に会うのは、今日で最後!!
……となると、寂しかったりもする…
…また会いたい…とか、
…もっと話したい…とか、?
…どうした私。もう寝よう。
. . .
朝
「ふぁー……」
眠い。重たい体を無理矢理起こす。
「…ふぁー…」
あくびをしながら自分の部屋を出る。
「おはよー…」
👼「………」
〈おはよ!〉
【おはよぉー○○ちゃん!】
「ん…」
今日の兄は機嫌が悪い。なんでだろ。
. . .
いつも家から出るときは、兄と一緒に行く。
「お兄ちゃーん!行くよー!」
👼「ん…」
「ぃ、行ってきまーす、!」
〈いってらっしゃい!〉
ガチャ
「…」👼「…」
いや気まず。
…仕方ない。相談に乗ろう。
「ど、どうしたの、?」
👼「…彼女に振られた」
「え」
…まぁ、冷めてたのだろう。
「なんでフラレちゃったの?」
👼「……あいつらの方が好きなんだって、」
「?あいつら?」
👼「そのー…Flower pt ってやつ、?」
「あぁー…」
ごめんねお兄ちゃん。その人達昨日の夜家に来たよ。
「そう…なんだね…」
兄はめちゃくちゃモテるから、別れるなんて… 私なら絶対しないなぁー…
👼「じゃ」
「!あ、うん!」
兄が通ってる大学。兄は大学2年生だ。
そして私は、この大学から一番近い大学に通っている。私は大学1年生。
まだ大学に入ったばかり。でも、そろそろ就職先とか考えなきゃなー…
就職先と言えば、あの人達ってどうやって怪盗になったんだろ
『またね』の言葉を信じて、また今度会ったとき、聞いてみよう。
皆様こんちわえむです❗
第2話遅れてしまって申し訳ございませんでした汗
主人公、主人公の兄のジョンハン君を大学生の設定にしたのですが…
大学があまりわからないので、大学はこうじゃない!と思ってもお見逃しください汗
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それでは、素敵な一日をお過ごし下さい。
コメント
6件
ひやぁー、神だわ
つづきまってます!