テラーノベル
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道がいくつもあるのだから迷ってしまうだろう
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帰られるのかすらわからない
この場所は謎しかない
でもきりやんの言う通りだ
なにもしなければ変わらない
当てずっぽうで行くしかないのだ
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嬉しくない選択肢が異常な程にある
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きりやんの言葉に僕は頷き正面にある鳥居をくぐった
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kr
鳥居の先にはまたいくつもの鳥居
正解があったとして、1つなのか複数あるのかはわからない
なんにせよ僕らはかなりの時間を消費するのだろう
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kr
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キリがない
何度も何度も鳥居をくぐった
その先には鳥居、鳥居、鳥居
それ以外なにもない
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きりやんがなにかに気づいたような反応をする
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彼の手にあるアイスを見る
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ということは
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恐怖を紛らわせるためか笑みを浮かべる
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kr
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僕の奢らせ計画はバレてしまったようだ
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友がいる、それだけで精神的に少し楽だった
1人だったらきっと、絶望して動けなかったと思う
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kr
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できることなら、こんな場所には来たくなかった
神社なんかに気づかなければよかったのかもしれない
でも今はなんとかなる、そう信じてもいい気がする
頼もしい仲間が隣にいてくれるのだから
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直進していたはず
本来神社は後ろにある
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kr
唾を飲み込む
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同じ神社なのかもしれない
〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜?
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話し声が聞こえる
耳を澄ましてみる
面白……よ...ぜ
ちょ…….て
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知ってる
僕らにとって聞き慣れた声
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きんとき
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そしてスマイルの2人
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きんときとスマイルは顔を顰める
sm
僕ときりやんは顔を見合わせる
kr
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kr
kn
僕ときりやんの会話をきんときが遮る
kn
kn
当然だ
きんときとスマイルはつい先程 この場所に来たのだから
僕らの会話は理解でない
kr
スマイルときんときはきりやんに従い振り返る
kn
sm
僕ら同様驚いていた
いつもの道がなかったのだから
kr
kr
暫くの沈黙
理解が追いつかないのだろう
sm
コメント
12件
うへへへへへへそういえばくそりぷってそういうことですよね(???)
んふふふふ…和だ…ループだ…神だ…徒歩15分の神社小6ぶりに行ってみようかなって思いました(?)
うわっっはぁッッ♡ なんか実際にあったら怖いな...近くに神社あるし...... あっ、でもあんまり怖くすると私は読めなくなりまs