どこからか聞こえてくる とある噂話
ないこ
いふ
ないこ
ないこ
いふ
ないこ
いつ始まったかなんて分からない
だけどずっと噂されている
ある公園の真ん中に咲く 綺麗なピンクの1輪の花の話
ないこ
ないこ
いふ
そんな1輪の花の噂話
ないこ
ふと昔喋っていた 1輪の花の噂について思い出す
ずっとずっと枯れていた あの噂の花 今日は綺麗に咲いてるらしいね
ないこ
俺たちが付き合ってからずっと枯れっぱなしだったあの花を見て 俺はまろに「お別れ」をするんだ
ないこ
そんなことを思いながら 俺は家を出た
好きだったな まろのこと
ないこ
でも、ずっと引きずるのは良くないから俺は別れを告げる
まろは俺の事どう思ってたのかな
ないこ
いふ
気まずい雰囲気が漂う
そんな中俺は口を開く
ないこ
いふ
ないこ
「見に行くか〜」 なんて言いながら俺に背を向け歩き出す
ないこ
もう隣で歩かせてくれないんだね
…まろの隣はあの子が歩いてるもんね
いふ
ないこ
グサッ…
いふ
ないこ
いふ
ないこ
困惑したまろとは正反対に 俺はこの状況を楽しんでいる
だって…やっとまろのことを…
いふ
そのまま まろの事を地面へ押し倒し
いふ
俺の大好きな 綺麗な白とピンクのゼラニウムを まろへ投げつける
ないこ
いふ
ないこ
ないこ
ないこ
いふ
ないこ
俺はナイフを心臓へ勢いよく刺した
そのまま まろは動くことも 息を吹き返すこともなかった
ないこ
俺は立ち上がり 早く次の恋人を見つけようとする
ないこ
そういうとクローバーは まろの死体を吸い込んでいく
ないこ
ないこ
まろの浮気相手を 恋人にしよっかな…?
ないこ
いむ
ないこ
いむ
ないこ
ないこ
いむ
いつ始めたか分からない
だけど ずっとこの噂を続けている
1輪の俺と一心同体の 「オシロイバナ」の花の噂を
オシロイバナ 恋を疑う
ないこ
もちろん… 今の恋人のほとけっちのことも ずーっと信じてないからね…?
ね、浮気者のほとけっち
花が咲くまでに ほとけっちが俺への愛を示してくれなければ俺はまた恋人と「お別れ」をする
そして次の恋人を決め それを繰り返す
ないこ
いむ
それもどうせ嘘
ないこ
だけど 嘘でも俺はその言葉を ずっと求めている
早く誰か俺だけを見て
こちら ゆむを薔薇で埋め隊コンテスト の作品でした! 素敵なコンテスト開催 ありがとうございます! そして参加失礼してます!
ちょっと意味不な作品になっちゃったけど伝わると信じて投稿します!(?)
最後にちょっと解説して終わります! それじゃあまたね!
ないこ
いふ
いむ
オシロイバナの花言葉 「恋を疑う」
クローバーの花言葉 「復讐」
ゼラニウムの花言葉 「私はあなたの愛を信じない」
コメント
8件
あらやだグロテスク、…いやでもそれがええのよね、…お花ってなんか色々な意味が込められてて深いわね、