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※irxs nmmn作品です。 白桃 水赤 吸血鬼 年齢 変更 血液表現があります。 桃 人間 高三 白 水 吸血鬼 高二 赤 人間 高一 地雷・苦手な方の閲覧はご注意ください 「nmmn」という言葉を知らない方は調べてからの閲覧をおすすめします。 コメントでのご本人様のお名前は出さないようにお願い致します
以上になります。それでは行ってらっしゃいませ
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“嫌“。それを言ったら我儘になる。 だから言おうとした言葉を呑み込んだ
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腕を撒ってナイフで傷口を作り、血を差し出す。
「さっさと飲め」と言葉にしなくとも態度で伝わる。
小さい頃からずっと……一緒に居るせいで嫌でも分かる
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吸血鬼対策の為の上着。彼の匂いがする上着の暖かさに指先の震えが収まる。
立ち上がり1歩歩みを進める。フラつく体に手を通して、コンクリートの上に座らされる
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腹にナイフを突き刺す。肉を軽く抉ってから、ナイフを引き抜く。
ナイフに付着した血を拭き取り、ホルスターガーターにしまう
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呼吸が乱れる。苦しそうに顔を歪め腹を抑える。
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戸惑う彼の瞳は「近付くな」と警告する
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忠告をされても彼のことを放っておけない。口元から血を求め、唾液を垂らす彼の口に血を差し出す
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首を横に振って拒まれても腕から零れる血を与え続ける
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血を吸わせている間はすることが無い。行き場を探す手で彼の頭を撫でる
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体を持ち上げられる。足をジタバタと動かすもその抵抗も意味が無かった
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胸元に顔を埋める。垂れ流れる血液を制服で拭いながら冷めた視線を向ける
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血肉が抉れただけで痛みはない。手加減して吸われていたことがよく分かる
腫れ物に触れる触り方。「餌」だと言っても大切に扱われている。
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腕を引かれる。煩い鼓動の音に呼応するように血を啜られる。
鋭利な爪が肌に深く食い込む。突っ立って見ていた彼は真新しい傷を見て慌てた様子で間に入る
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ぼんやりとする視界が段々と暗くなる。溢れる血液を見た後、意識が途切れる
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授業が終わると慌てて決まって何処か行く。そんな先輩を探して血を与えるのが僕の役割
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血相を変えた有栖先輩。蒼白い顔色で腕の中で眠っている乾先輩
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簀子を蹴り上げただけ。それだけなのに怖がられたら叱りがいがない。
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頬を何度も撫でる。ビクビクと震える彼の手を掴む
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肩を噛んで口に含んだ血を吐き捨てる。肩から滲み出る血を袖で拭う
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涙目で震える先輩の前に屈んで微笑むだけで一歩後退られる
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混乱する彼。喋れない代わりに頬に手を添える
苦しげな表情を浮かべた彼に事情を聞く前にその場から離れる。
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慌てて駆けつけてきた医者と彼から体の状態、診察結果を聞かされる。
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喉を食い破られたことによる炎症。声を出そうにも言葉を上手く紡げない。
簡単な相槌しか発声が出来ない。声を無理に出すと咳き込む。
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額に当てられた唇。頬を何度も擦って 顔を背ける
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吸血中に此奴に甘えた記憶がない。嬉しそうに微笑む此奴の顔を殴りたい
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廊下に響く甲高い声。こちらに近付いているのか声がハッキリ聞こえる
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大神くんと稲荷くんと二人が来るなんて珍しいというかなんというか…
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初兎ちゃんが用意してくれた紙に伝えたいことを書いている途中、彼が戻って来た
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服の裾を掴む。殴らなくていいように 彼の手を握って止める
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復讐相手と遺族。彼とはそれだけの関係。親を殺した加害者と親を殺された被害者。
差し出された手を取っていいのだろうか。拒絶したら抱擁を辞められてしまうんじゃないか
それが怖くて彼の手をまじまじと見つめ
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小刻みに震える復讐相手の手を握り返した