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※irxs nmmn作品です。 白桃 水赤 吸血鬼 年齢 変更 血液表現があります。 桃 人間 高三 白 水 吸血鬼 高二 赤 人間 高一 地雷・苦手な方の閲覧はご注意ください 「nmmn」という言葉を知らない方は調べてからの閲覧をおすすめします。 コメントでのご本人様のお名前は出さないようにお願い致します
以上になります。それでは行ってらっしゃいませ
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「怒ってない」と身振り手振りで彼とコミュニケーションを取る
こんなことをしなくても此奴には言葉を無くても伝わる。
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たどたどしい目の動き。書いてる途中は邪魔をして来ない
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震える指先。傍に居るのは血を食らう殺人鬼。安心出来る相手じゃない
ペンのキャップを閉め、顔を上げると、彼は頬に触れ微笑む。
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返事の代わりに頬に触れ、妖艶な瞳で唇を重ねられる
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口から垂れ出る唾液を服の裾で拭う。 その姿を見て、嬉しそうに笑みを浮かべる
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ペン片手に彼の手に触れる。不満の表情を浮かべてスケッチブックに言葉を書く
吸血鬼にとって人間はただの“食事“。事実を受け入れられたくない。その思いで言葉を綴る
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彼の一歩先を歩いて、笑顔で後ろを振り返る
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近くのお店付近まで震える彼の手を引いた。
罪悪感に苛まれている彼に「大丈夫」だと伝える為に、彼の体に、体温に
触れていたい
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傍に居た有栖先輩はその言葉を聞いて直ぐに乾先輩を背後から抱き締める
肩に掛かる髪がくすぐったいのか可愛らしい笑い声が漏れ出る
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手を伸ばし、髪に触れる。嬉しそうに頬を緩ませ、先輩に声を掛ける
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書き終えた後、顔を逸らす。図星だと分かる行動に有栖先輩は頬を緩ませる
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俯いている稲荷先輩の隣に座り、名前を呼ぶ
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戸惑う吸血鬼の手を引くのも、世話を焼くのも、ただの自己満足
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自分の着ていた上着を脱いで彼の肩にかける
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満面の笑みをこちらに向ける彼の頭を撫で、傍を離れる。
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頬をタオルに当て、慣れた手付きで頬の血を拭う
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世話を焼く時だけ彼は優しい。吸血鬼を恐れているのに、血を差し出す
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皮膚に牙を突き立て血を啜る。痛みに顔を歪ませる彼は、目尻に涙を浮かべる
喉を数回動かして血液を飲み込む。指先を動かし、目尻の涙を掬う
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垂れ流れる血液を舐め取る。泣いてばかりなのに、頭を撫でる時は嬉しそうに目を細める
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血濡れた口元を拭い、暖かい手が頬を撫でる
頬を撫でた手は首の後ろに回し、ストンと腰を下ろして膝の上に座る
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立ち上がって一歩進もうとした彼。震える足は動いて直ぐその場で、躓いて転んでしまった
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膝からじわりと浮かぶ血。彼から香る甘い血の香りが本能を狂わせる
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舌を這わせて流れ出る血液を舐め取る。喉をごくりと動かし、甘い血液を飲み込む
傷口に牙を沈め、血を啜る。痛みに体を動かし、暴れる彼の体を押さえ込む
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最初は足を小刻みに動かし、牙の痛みから逃れようとする
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足を引き寄せ太腿に牙を当てる。流れ出る血液に血の気を引いた彼は暴れず、ただ血を吸われる“餌“となっていた。
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衣服を乱して跡の付いていない肌に爪を立て、血を飲み込む。
嗚咽を漏らす声。震える指先は頬に伝う涙を必死に拭う。
抵抗しないことが吸血が早く終わるとでも思ってるのだろうか。それだから吸血鬼の良い餌になる。
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暗い顔の彼の背に、腕を回して近寄って支える。
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握られた手が痛くて、怖くて、その場に踏みとどまる。
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目の前の男は“俺“に用があって初兎から離して連れてきた。
あちらが話さないならこちらから話を切り出したくても切り出せない
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そう困っていると無言で紙袋を手渡される。中を確認すると物を俺が初兎から貰った紫色のノートとペンが入っていた。
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ベンチに座って返答を待っていると、数分後に口を開いて話し出す
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俺と大神くんは彼奴らの餌である事は事実
でも、…“彼奴ら“は外では吸血鬼らしいことは“あまり“しない
腹が空いたら血を吸う程度。人気の無い所で血を吸うのを好んでいる
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口を開いて話される前に一心不乱に文章を書き連ね、ペンの蓋を閉じる
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ずいっと顔を近づけて、十分に血が通っていない頬に触れる。
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怖くて、触れられたくなくて。力を振り絞って手を振り払う
振り払ってぽかんとする彼に急いで文章を書き、胸元に掲げる。
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ふわりと香る肩に掛けられた上着。寒くないと拒んでも「念の為」と渡されたソレを肩に掛け直す
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差し伸べられた手。安心させる表情を浮かべ、話を続ける
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死なせたくない。殺させたくない。
笑顔で駆け寄る“君“に吸血鬼は危険だと伝えても意味は無いだろう
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震える指先で髪を梳く。優しい声は君を心配しているのだと良く分かる
言葉で伝えても駄目なら行動で示すしかない。命を奪うことの恐怖に、銃を持つ手が、微かに震える
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グリップを握っただけの微かな音に気付いたのか、庇うように抱き寄せる
息を飲む音。驚いて目を見開く君。 怯えながら吸血鬼の服を掴む。
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嫌悪、警戒心を持った瞳はこちらを睨み付ける
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頭を撫でてからこちらに近寄る。虚ろな瞳はこちらを見て、にこりと微笑む
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頬に口付ける。柔らかな笑みで、君の頭を撫で、力を入れて抱き締める
苦痛に歪む君の表情。銃を握る手が微かに震える
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冷たい頬を撫でただけ。潤んだ瞳でじっとこちらを見つめる
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喉を動かし、コップに注がれた液体を疑わずに飲み込む。
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肩に手を置いて引き寄せる。真っ赤に色付く“君“の頬に手を当てる。
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幼くして死んでしまう前に守りたい。 “君“には笑っていて欲しい
吸血鬼の傍に居て幸せそうに笑う“君“から離すのはどうかと悩んだ。
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ご両親の代わりに髪を梳いて頭を撫でる。
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二人の間に入って“君“を引き剥がす。 引き剥がされた“君“は驚いて瞳を見開く
銃のグリップを握った手を吸血鬼に向け狙いを定める。
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銃のグリップを握ったまま微笑むと、状況を飲み込んだ“君“は戸惑いながら頷いた
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離れ際、泣きそうな声で君は吸血鬼に手を振って、俺の後に着いてくる
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掠れた声は消え入りそうな程
脆く、弱い子供はおずおずと尋ねてくる
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