俺は小さい頃から友達と呼べる者が居なかった…
そのため、いざという時に助けてくれる仲間も居なかった…
今夜もまた一人で月を眺めていた
李徴
はぁ…なんて美しいんだろう
李徴
俺なんかよりもずっと…
月はいいよなぁ…上で見守っているだけで気付いてくれるんだから
次の日の朝…俺はコンビニに向かった
李徴
今日は誰をおかずにしようかな…
俺は手当たり次第、雑誌を探していく
李徴
お、今日はコレにしよう
李徴
はあっ…はあっ…
俺は大きくなったソレをひたすら手でしごいていく…
李徴
はあっ…気持ちいい…
李徴
気持ちいいよぉ…
俺は徐々に手つきを早くしていった…
李徴
気持ちいい…
李徴
はあっ…気持ちいい…
李徴
はあっ…はあっ…はあっ…
李徴
あっ…イキそう…!
李徴
でっ…出るうっ…!
ビュルルルルルルッ…!
李徴
はあっ…はあっ…
李徴
…。
李徴
はあ、疲れた…
昨日はちょっとやり過ぎたな…
頭がボーっとする…
袁参
李徴
ん?あれは…
袁参
みんな、おはよう
クラスメート1
おはよう
クラスメート2
おはよう
李徴
袁参かぁ…
李徴
相変わらず人気だなぁ…
彼は同じクラスの【袁参】。 とても優しくて愛嬌があってクラスの人気者である…
俺とは真反対の存在だ
袁参
ほらみんな、早く教室に入った方がいいよ〜
クラスメート1
分かった〜
クラスメート2
うぃーす
俺がいつも通り休み時間に本を読んでいるとふと袁参に話しかけられた…
袁参
いつも一人だね
李徴
…ああ
李徴
一人の方が気が楽だしな
お前と違って…
袁参
寂しくないの?
李徴
別に…
袁参
じゃあ僕、友達になってあげるよ!
李徴
急に何を言い出すのかと思ったら…
袁参
コレは僕からのお願いだから!
袁参
ねっ?
昼休み
袁参
いつもここで食べてるんだ
李徴
ああ…教室には行きたくないからな…
袁参
そっか…
李徴
こうやって景色見ながら食べるの好きなんだよな…
袁参
袁参
ねえ、李徴は僕の事どう思ってる?
袁参
鬱陶しいって思ってる?
李徴
んー、最初はそう思ってたけどな
李徴
でも今は吹っ切れたというか…
李徴
どうでも良くなってきた
袁参
そっか…
袁参
袁参
これからもよろしくね✨