テラーノベル
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⚠︎注意書き⚠︎ この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・特定の身体的特徴を差別する意図は一切ありません
激しい豪雨の夜に一人の少女は、実の母親から捨てられる
エマの母親
それが、最後に聞いた母親の言葉だった
母親は蹲っている少女に対して冷たい目線を向けながら、勢いよく扉を閉める
エマ
「エマ」という名の少女は、足だけで扉をドンドンと叩く
しかし、二度と扉が開くことはなかった
エマ
母親に聞こえないぐらいの小さな声で呟きながら、エマは涙ぐんだ
しかし、エマは自分が流した涙を拭くことはできなかった
なぜなら、彼女には生まれつき「腕」というものが存在しなかったからだ
母親が怒ってばっかりなのも「自分が何もできないせいだ」と思い込み、夜な夜な足で日常生活を送る練習をしていたが、上手くいかない日々だった
家に追い出された今、エマは泥濘の路地裏で生きる希望を失っていた
しかし、そんな時だった
???
エマ
後ろから低くて渋い声が聞こえてきた
見てみると、仕立てのいいスーツを着た男がいた
しかし、彼の身長は小学生のエマよりも、ずっと低かった
エマ
???
アーノルド
エマ
その男はアーノルドと名乗り、帽子のつばを軽く摘んだ
エマがくしゃみをすると、アーノルドは自分が着ていた上着をエマに着せた
アーノルド
アーノルド
エマ
アーノルド
アーノルド
エマはアーノルドを不思議そうにじっと見つめていた
寒い時に上着をかけてもらえた そんなこと、今までされたことがなかったからだ
アーノルド
エマ
アーノルド
アーノルド
体格は小柄であるものの、どこか怖そうなアーノルドに、エマは名前のわからない安心感を抱いた
エマはアーノルドが持っていた傘に入り、彼に着いて行った
エマ
エマが突然話し始めた
エマ
エマ
エマ
話す度にさっきまでの光景を思い出し、エマの目には涙が浮かんだ
アーノルド
アーノルド
エマ
アーノルド
アーノルド
エマ
アーノルド
話が弾んでいると、彼のいう「一座」に着いていた
そこは黒くて怪しげなテントで、消えかかっているが、薄らと「アウターレール」と書かれていた
アーノルドは傘を閉じ、エマと共にテントへ入った
コメント
1件
うわ……第1話からもう胸がぎゅっとなったよ。母親に「役立たずのお荷物」って言われて、腕がないのに「自分が悪いんだ」って思ってるエマの心情が切なすぎる。そんな中、低身長のアーノルドさんが優しく上着をかけて傘に入れてくれて、ほっとした。体格差のある二人の対比がすごく印象的で、「一座」って言葉にこの先の物語がどう転がるのか、もう気になって仕方ない……🌧️🥀
なおゆ
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