テラーノベル
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張り詰めた空気が、今にも切れそうだった。
凛と蜂楽。
互いに一歩も引かない。
rn
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低い声が、ぶつかる。
krn
hor
黒名と氷織が二人の間に止めに入っても。
もう、止まらない。
isg
潔は、動けない。
何も言えない。
__その時。
静かな声。
でも。
はっきりと、届く。
全員の動きが、一瞬だけ止まる。
hor
氷織が、呟く。
いつの間にか。
そこに、立っていた。
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ゆっくりと歩み寄る。
cgr
その一言で。
空気が、一気に変わる。
rn
凛が眉をひそめる。
rn
その問いに千切は、答えない。
ただ。
全員を見る。
一人ずつ。
丁寧に、確かめるように。
cgr
静かに言う。
cgr
全体を見ていた氷織が、目を細める。
hor
cgr
千切が頷く。
cgr
視線が、凛と蜂楽に向く。
cgr
沈黙。
凛が、舌打ちする。
蜂楽は、何も言わない。
でも。
少しだけ、全身の力が抜ける。
cgr
千切の視線が、最後に止まる。
潔。
cgr
静かに呼ぶ。
cgr
目が合う。
その瞬間。
ほんの少しだけ。
千切の表情が、何故か揺れた。
でも、すぐに戻る。
cgr
千切が、ゆっくりと言う。
cgr
少しだけ、言葉を選んでいる様子で。
cgr
isg
潔は、何も言わない。
でも。
否定しない。
cgr
一言。
それだけで
周りの空気が、止まる。
rn
凛が即座に反応する。
rn
cgr
千切の視線が。
潔から、少しだけ逸れる。
まるで、言葉にしきれない何かを。
無理矢理、押し殺すように。
hor
今度は、氷織が聞く。
千切は、少しだけ目を閉じて。
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cgr
cgr
静かに言う。
全員が、一斉に潔を見る。
isg
潔は静かに俯いて、何も言わない。
でも。
皆、それだけで理解してしまう。
cgr
千切が続ける。
cgr
一歩、前に出る。
cgr
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krn
黒名が首を傾げる。
cgr
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cgr
cgr
静かな断言。
rn
凛が低く言う。
cgr
千切は、迷わず頷く。
cgr
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視線が、潔に戻る。
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cgr
潔の瞳が揺れる。
cgr
その言葉は。
強くはない。
でも。
確実に、重い。
まるで、忘れられた側からの重さの様な。
isg
潔は、何も言わない。
ただ。
ゆっくりと。
強く、拳を握る。
isg
小さく、呟く。
isg
その一言で。
何かが、変わった。
完全じゃない。
でも。
この崩壊は、収まった。
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黒名が言う。
krn
isg
潔はただ、短く返す。
その様子を。
少し離れた場所で。
千切は、見ていた。
cgr
何も言わない。
でも。
分かっている。
“ただ止めただけ”。
まだ、この先は終わってない。
むしろ。
ここからが、本番だと。
cgr
コメント
2件
今回もとっても面白かったです!潔の能力が適応という所が、魔法少年になって、記憶がなくなって、思い出せないっていることの皮肉っぽくなってるのが好きです
いやぁぁぁ!!!!まさかの!千切ん!イケメンですなぁ、、次は助けるからって昔助けられなかったことがあるから言ってるのか、?