愛してほしいは隠し味。

ぬっしーとネッシーって似てる

てか、もうすぐで このお話終わっちまう

最後まで愛してぇぇぇぇ！

目が覚めた僕が、 必ず思うだろう。

神様なんていない、と。

ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ

うるさい音が響く

頭が痛い

真っ白い壁と、 真っ白い天井。

これだけ見れば、 分かってしまう。

僕、

あんな苦しい思いして、

あんなに願って、

あんなに勇気を出したのに。

神様は僕に まだ生きろと?

とんだルールやな、

考えるのはやめようか、

痛いから。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

数日ぶりの人との会話。

そういえばあいつらと話してから 人と直接話してなかったな。

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

あいつらが、

お見舞いに?

いやいや、ついに頭イカれたか？

あいつらが来るはずない。

来たとしても、絶対に会いたくない

授業参観にも、

体育大会にも、

来なかったくせに。

僕が事故にあったら、

お見舞いに来るとか。

こうゆう時だけ、 自分は天才だと思う。

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

逃げたらええねん。

嫌なことがあったら、 逃げたらええねん。

誰も怒らんし、 僕の人生やから。

僕の人生は、 最後まで縛られて終わりじゃ、

悲しいから。

あ〜、疲れた

なんで事故したのに、 走らんとあかんの？

結局元の場所に戻ってきたな、

勇気出して、明るい方に行っても、 このザマや。

やっぱり僕はバカやな。

無理やり体についてた管を 引きちぎってきたから。

少し血が出てるけど、

ん。懐かしいな。 この言葉。

昔、誰かが僕のために 言ってたっけな。

昔から出来の悪かった僕を、 いつも気遣ってくれたな。

誰やったっけ。

輝く月は、僕に向かって 光ってるような気がした。

ひどく眩しくて、 ひどく寒かった。

このまま、凍死できれば、 なんて。

夢のない事思っても、

どうしようもない。

どこにも居場所がなくて、 苦しい。

こんな僕の気持ち 誰もわかっちゃくれない。

そう分かってるからこそ、 今を生きるのが辛い。

なんのために、僕なんかを産んだの?

なんのために、僕なんかを残したの?

どうせならｯ、一緒に連れてってよｯ

もっと甘えたかった

もっと頼りたかった

愛されたかった

愛したかった

誰にも話せなかった

話したくなかった

見せたくなかった

だから笑った

自分が壊れても、 笑って。笑って。笑った。

分かっていても、 願って。願って。願った。

どうしても思い出せないのが、 腹立たしくて。

僕は、最後の力を使って。 ある場所に歩き始めた。