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目から滝が噴き出してる!!
あれ、目から鼻水が…() なんでこんな悲しい小説が書けるの!?まじ書くの上手すぎでしょ…てかほんと涙出そうすぎて😢
焦って何度かナースコールを鳴らした。
蛙野 柴
3分経たずに蛙野先生と白武さんが入ってきた。
蛙野先生は慣れた手つきでゆあんくんを動かした。
そんな彼はとても冷静で焦りひとつなかった。
隣に居る白武さんも病院の治療に慣れたのか 冷静だった。
まるで人格が変わったように。
白武 努温
蒼田 直輝
勿論僕はこんなの慣れてないし、ゆあんくんが居なくなってしまうかも……そんな恐怖で心を満たしている。
両親が僕たちの目の前で死んだ時。 ゾッとするようなあの風景。
その瞬間僕の脳裏にフラッシュバックして。 声が出せなかった。
白武 努温
蛙野 柴
僕が何にも言わずにしてるからなのか白武さんも 表情を暗くして俯いてしまった
そんなふたりを見たのか蛙野先生はゆあんくんの腕に点滴の針をさしながら優しく言った。
頼り甲斐のある先生。 それでも信用出来なかった。
恐怖で足がすくむ僕の肩にポンっと優しい手が触れた
白武 努温
僕はゆっくり扉を開けて外に出た。
怖くて、苦しくて、気がついたら自室のベッドに潜り込んでいた。
涙が止まらなくて、何度も何度もゆあんくんの名前を呼んだ。
終いには両親の名前も
蒼田 直輝
しばらく経った頃扉がノックされた。
何度か聞いた事のある声が僕の耳に入った。
蒼田 直輝
扉を開けて入ってきたのはのあさん。 でも、顔はぐしゃぐしゃで綺麗な化粧も全てとれていた。
蒼田 直輝
赤城 乃愛
もう聞きたくない。 この後のあさんが言うこと全て予測できて ドッと涙が溢れた
僕はもう受け入れるしか選択肢は無い。
そう思って、真剣にのあさんの震える声を聞いた
赤城 乃愛
蒼田 直輝
2人ともボロボロと涙を流して泣いた。
赤城 乃愛
のあさんがふとした瞬間発した言葉が苦しくてどうしようもなかった。
そのあと、重い足を運んでゆあんくんに会いに行った。
扉を開けてゆあんくんの眠るベッドに近ずいた
昼間なのに真っ暗だった。 僕がそう見えてるだけかも知れないけど。
ゆあんくんの顔には白の布が敷かれていた。 それを蛙野先生はソッと取ってくれた
勿論ゆあんくんは起きない。 でも、ただ寝てるように見えた。 また『おはようございます』そう言って欲しい。
でも、ゆあんくんはもう寝てる。
フッと横を見るとつい先日まで綺麗に咲き誇っていた ムスカリがもう一輪残らず枯れていた
部屋の扉が突然開いて。 ゆっくりと部屋の奥へと歩いてきた
蒼田 直輝
蒼田 直輝
灰川 洋
ヒロくんはそう言って泣き崩れた。
灰川 洋
灰川 洋
涙を流してそう言った。
灰川 洋
灰川 洋
灰川 洋
灰川 洋
ゆあんくんにどれだけ叫んでも求めても泣いても もう居ない。 ゆあんくんはもう戻ってこない。
そんな現実に押し潰されて。 ゆあんくんを抱きしめた。
ゆあんくんはまだ少し暖かった。 だからこそ、まだゆあんくんが生きていると言う錯覚に陥った。
僕はゆあんくんが大好きだった
【恋】なんて儚いものだと初めて気づいた。
またヒロくんが口を開いた。
灰川 洋
灰川 洋
灰川 洋
灰川 洋
泣いて、笑ってヒロくんはもう壊れていた。
灰川 洋
灰川 洋
灰川 洋
ヒロくんは何度も何度も僕に謝った。
僕も謝りたい。ゆあんくんにもヒロくんにも、両親にも、祖父母にも、るなにも友達にも皆に。
でも、違う。生きると言うのは謝ることより感謝の方が多い。どんなに短い人生でも。 それは皆も。ヒロくんも、勿論僕も同じ。
蒼田 直輝
蒼田 直輝
蒼田 直輝
僕の綺麗事で何かが変わるなんて事があるとは言わない。
それでも今は伝えたい。
ゆあんくん、今まで生きててくれて ありがとうございます____
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