しばらくヒロくんは立ち上がらなかった
ほんとは…ほんとは___
その言葉から始まる。
それが約2分続いた
蒼田 直輝
そう小さく囁いてヒロくんはコクコクと二度相槌を打った
彼が立ったあとに、蛙野先生が居ないことに気づいた
僕たちのことを思っての行動なのだろう。
蛙野 柴
噂をすれば。タイミングがぴったりだった
蛙野先生は短くそう言った後、僕の方へと顔を向けた
蛙野 柴
蛙野 柴
蛙野 柴
先生が僕の事をあだ名で呼んだのは初めてだった。 だから正直凄く驚いている
その後すぐに先生の質問に応答した
灰川 洋
僕たち2人が病室を出ようとヒロくんに会釈をしようとした時に、あの日__ゆあんくんの転移が発見された日、その時僕が言った言葉をヒロくんは言った
ヒロくんが僕に重なって見えて、 涙を堪えた
グッと強く目を閉じて涙を止めようとしたけど、 瞼の裏にゆあんくんの笑顔が写ってどうしようもなかった
ヒロくんの質問に先生は無言で僕を見つめていた
蒼田 直輝
僕はのあさんと同じ答えを出した。
蛙野 柴
蛙野 柴
蛙野 柴
蒼田 直輝
蒼田 直輝
唐突すぎる報告に案の定目を丸くした
勿論隣にいるヒロくんも
蛙野 柴
蒼田 直輝
灰川 洋
〜
蛙野 柴
赤城 柚杏
蛙野 柴
赤城 柚杏
蛙野 柴
赤城 柚杏
赤城 柚杏
赤城 柚杏
蛙野 柴
蛙野 柴
赤城 柚杏
赤城 柚杏
蛙野 柴
赤城 柚杏
蛙野 柴
赤城 柚杏
赤城 柚杏
蛙野 柴
蛙野 柴
赤城 柚杏
〜♪♪(着信)
蛙野 柴
蛙野 柴
蛙野 柴
蛙野 柴
蛙野 柴
蛙野 柴
蛙野 柴
赤城 柚杏
赤城 柚杏
蛙野 柴
蛙野 柴
蛙野 柴
赤城 柚杏
赤城 柚杏
蛙野 柴
赤城 柚杏
蛙野 柴
赤城 柚杏
赤城 柚杏
赤城 柚杏
赤城 柚杏
赤城 柚杏
赤城 柚杏
蛙野 柴
赤城 柚杏
赤城 柚杏
〜
蛙野 柴
蒼田 直輝
きっとそう、先生は頷いて微笑んだ。 でも、笑ってない眉を垂らして悲しそうだった
その場にいた二人は泣き崩れて ゆあんくんの雪のような真っ白で冷たい手を握った
♡150 NEXT……
コメント
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神作品じゃん( ˙꒳˙ )