アサシン
これで少女の依頼の内容が分かっただろ。
アサシン
そして、俺の秘密も少しだけ…
アサシン
俺の仕事は暗殺
アサシン
人は殺めない
記憶の暗殺
アサシン
それが、俺の仕事だ
アサシン
簡単にいうと、過去に意識を飛ばし、本人によって直に警告する。
アサシン
意識は再び、この世によみがえる事はない。
アサシン
そう、死だ。
アサシン
自分の命と引き換えに、過去に戻り未来を変える事が出来るというわけだ。
アサシン
ただ、誰でも願いが叶うというわけでは無い。
アサシン
俺だって命がけだからな
アサシン
相棒のハヤブサも同じ能力を持っているため、口笛がなると依頼人にふさわしいかどうか見極める。
アサシン
今回の少女は、ハヤブサに認められた者ということになる。
アサシン
俺はあの時
アサシン
少女の命を奪ったあの日
アサシン
仕事が終わってすぐ俺の意識は薄れ、倒れた。
アサシン
闇の中で、なぜこのような事をやらされていたのか…。
アサシン
つまり、記憶が少し戻ったような気がしたのだ。
アサシン
では、今話をしている俺は誰かだって?
アサシン
それは……