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ルミア=アストレア
その一言のあと、静寂が落ちた。 倒れた男たち。動かない。声もない。 ルミアは何もなかったかのように、軽く息を吐いた。
ルミア=アストレア
その時――
?
上から、声。 ルミアが顔を上げる。 屋上に、一人の少年。 金色の髪。軽そうな雰囲気。でも、その目だけが―― 完全に、ルミアを見ていた。
?
?
その声は、さっきまでの軽さじゃなかった。
?
――空気が止まる。 ルミアの動きが止まった。
ルミア=アストレア
思わず出た声。 次の瞬間、少年はひらりと飛び降りる。 軽い音で着地。 そのまま、まっすぐルミアの前へ。
?
距離、近い。
?
躊躇いがない。 完全に、“興味”じゃない。
ルミア=アストレア
すると少年は、少しだけ困った顔をして―― すぐに笑った。
?
でも、 その目は一切離さない。
?
あっさり名乗る。
シャルナーク
――はっきり言い切った。
ルミアの思考が一瞬止まる。 (……何、この人。)
シャルナーク
一歩近づく。
シャルナーク
シャルナーク
ルミア=アストレア
ルミアは視線を逸らす。 だけど―― 心臓が、少しだけうるさい。
シャルナーク
シャルナークは笑う。
シャルナーク
その言葉は、軽くない。
シャルナーク
じっと見つめる。
シャルナーク
少しだけ、優しくなる声。
シャルナーク
――ルミアの瞳が揺れる。
その瞬間。
シャルナーク
あっさり引く。
シャルナーク
軽く手を振る。
シャルナーク
シャルナーク
そしてそのまま―― 闇に溶けるように消えた。 静寂。 ルミアは、その場に立ち尽くす。
ルミア=アストレア
――それが、すべての始まりだった。