翔太
やっぱりやめなよ
○○
今更無理だよ、行くって言っちゃったし
翔太
急用って言えばいいじゃん
○○
昨日は良いよって言ったくせに
翔太
やっぱりダメなの!
急に駄々をこねる私の彼氏。 今日は高校の同窓会があって、昨日は「行っといで」って言ってたのに行く直前にダメだと言われている。
理由を聞けば、目黒くんに「同窓会って危なくないっすか?」って言われたらしい。
○○
目黒くんがそう言うなら行くのやめようかな?
翔太
いや、何それ!
○○
だって目黒くん推しだもん〜!
翔太
聞いてないんだけど…
○○
隠れ推し♡
ちょっと意地悪してやろうと思って目黒くん担って言ったら急に不機嫌になる翔太。
翔太
同窓会よりも大きな問題直面したわ
○○
いや冗談だって!
翔太
ほぉんとにぃ?
○○
目黒くんは翔太の次に推してるだけ!
翔太
それはそれで嫌なんだけど…
○○
翔太推しだからいいじゃ〜ん!
翔太
2人目がいるの気に食わない
なんて言ってソファに押し倒される。
翔太
俺だけじゃダメなの?
○○
いや、あの…
翔太
俺は2番目なんていないんだけど
○○
…翔太だけです…
翔太
目黒は?
○○
推してません…
そう言うと嬉しそうに笑ってゆっくりキスを落とす翔太。
○○
…ずるい
翔太はゆっくり起き上がって、元の座っていた位置に戻る。
翔太
あー何かダメだ!
○○
ん?何が?
翔太
したくなってきた!
○○
…キスするからでしょ!
翔太
だって○○が目黒担とか言うから…
○○
それはごめんってw
翔太
…ベッド行こ?
小さく頷くと、手を引っ張られて 手を繋いだままベッドへ。
翔太
もう他の男の名前出すなよ?
そう優しくキスを落とした。