彼女と僕の名前、
同じ?!
四宮 茉優
?
四宮 茉優
何か気付いたようね。
四宮 茉優
どうしたの?
清水 真尋
あ、ちょっと、名前が……
四宮 茉優
名前?
四宮 茉優
あら、同じね
キーンコーンカーンコーン
彼女の言葉と同時にチャイムが鳴り重なった。
四宮 茉優
チャイムだわ。
四宮 茉優
教室に戻りましょう。
清水 真尋
あの……!
四宮 茉優
はい?
清水 真尋
えっと………
清水 真尋
四宮さんは僕と同じ学年なんですか?
四宮 茉優
いいえ。私は、今日から第3学年よ
じゃあ、僕の先輩なのか。
四宮 茉優
さあ、行くわよ。
清水 真尋
え?どこにですか?
四宮 茉優
決まってるでしょ。
四宮 茉優
あなたの教室。
うわぁ、こんなクズな僕に教室まで送ってくれるのか
四宮さんって、優しいな。 あと、可愛いし。
あれ?僕、もしかして、四宮さんのこと………
好き?かも?
四宮 茉優
清水くん、何ぼーっとしてるの?
四宮 茉優
早く行くわよ
清水 真尋
あ、はい!
これからは僕の
高校生活と恋が始まる。







