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狭い狭い檻の中で首を丸めて苦しむような窮屈感
広い広い平地の上を己1人で彷徨うような孤独感
怖い恐い恐怖の物体が急速に追いかけてくるような恐怖感
人生というクソゲーは3つのエラーによって崩壊しかけている
トー横は私を包み込んでくれる私の唯一の居場所
の あ
の あ
人目があるにも関わらず腕を大きく上にあげ大きな声で叫ぶ
の あ
だれも反応しない、これがトー横という狂いに狂った界隈である
私はその空気感がたまらなく好きだった
警察のサイレン音は日常茶飯事
毎日誰かしらの叫び声、悲鳴が聞こえる
清々しく思える
私は意味もなく胸を張った
自分の世界に浸っているといきなり現実世界に引き戻されたかのような最低最悪な感覚が私を襲った
誰かに声をかけられた
振り返るとそりゃもう青少年
足は長くて鼻は高い
服は...おしゃれとは言えないけどシンプルイズベストって感じ
地味にメッシュのかかった高校三年生ほどの男が話しかけてきたのだ
ゆ あ ん
へらへら笑った男が見上げるように私を見た
そっちの方が背高いのに
の あ
おねーさん
そんな素敵すぎる言葉に酔ってしまった
ゆ あ ん
姿勢を正して少年は自分の大きくて細い手を自分のうなじ元に持っていく
あぁ、イケメンがよくするポーズだ
の あ
の あ
対抗するかのように自分もへらへら笑って見上げる
ゆ あ ん
ゆ あ ん
にこにこの笑顔で私に問う
の あ
の あ
ゆ あ ん
ゆ あ ん
驚きが隠せない
の あ
恐る恐る問う私を見てにやりと笑う君が見えた
ゆ あ ん
同い歳じゃねーか!!
の あ
の あ
ゆ あ ん
切り替え早
1人でツッコミを入れながら赤メッシュの君についていく
ゆ あ ん
普通にお酒はめっちゃ飲むし強い方だと思う
そんな私からしたらイケメンがお勧めするバーは行く他あるまい
からん
ドアを開けると洒落た音とともに足音が数々聞こえる
薄暗くてさっぱりとした雰囲気
私はそれがどストライクだった
オレンジ味のある香り混じりのお酒の匂い
それだけで酔いそうになる
おかしいな
いつもはビール4杯飲んでも平気なのに
雰囲気に酔うような私だったか?
己に疑問を抱きつつあの男に案内され席に座る
る な
ポニーテールで目がまん丸の可愛らしい女の子が話しかけてきた
女の子って言っても、20歳以上なんだけど
それを上回るほどの可愛らしい子供っぽさが惹かれる
の あ
ダサいかもしれないけど、かなりの人見知り
緊張して変な声が出た
る な
ゆ あ ん
どうやら知り合いらしい
る な
の あ
る な
その見た目で25はおかしいでしょ
ビジュ良すぎるって
ゆ あ ん
ゆ あ ん
の あ
の あ
ゆ あ ん
いきなりの呼び捨てに若干ビクついた
私はどう呼べばいいのだろうか
頭の中をフル回転させた
ゆ あ ん
それは私にはハードル高いでしょ
の あ
断ってもめんどくさいから言うことになる、結局いつもこうだ
ゆ あ ん
ゆ あ ん
なんだ?
全くゆあんの声が聞き取れない
ゆ あ ん
る な
ゆ あ ん
の あ
ごんっ
の あ
少し右に移動したらベッドから落ちたらしい
あぁ、夢か
重い重い体を起こす
気のせいか、いつもより気だるい
謎に違和感があり当たりを見渡す
の あ
人生初
お持ち帰りされた
おつかれさまです
りっちです !
この作品は1週間のうち最低でも１回は更新する予定です
よろしくです👍🏻👍🏻
コメント
13件
おもちかえり！
え、初🌾失礼しやす🙇🏻♀️ ストーリーの作りかた上手すぎませんか！？良ければタメで仲良くしたいです！((
からぴちぜんぜんみてないけど すきです
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