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コメント
2件
日向ぁ〜可哀想だけど可愛いって思うのはごめん… 続き待ってますね!
日向
月島
日向
日向
日向
日向
月島
月島
日向
月島の声質、顔、雰囲気···嘘をついている時と同じ。
ぉれは···そういうのが昔から敏感だから、わかるんだ。
だから···よく、わかってしまう。
月島
月島
日向
どうして、俺に隠すんだろう。
日向
谷地
月島
最近···姉ちゃんと月島は一緒にいる。
俺に見せない笑顔を双子の姉に見せている。
恋してる顔、好きだって顔。
どうしていつも···姉ちゃんに取られるんだろう。
そりゃ、姉ちゃんは可愛い。
だからしょうがない。
不細工な俺よりも···ずっと姉ちゃんの方がいいに決まってる。
話を振るのも、可愛い笑顔も姉ちゃんに奪われる。
日向
ズキズキズキ
胸が、痛い。
1本1本、針が刺さっていくみたいに。
俺は月島と姉ちゃんから遠ざかった。
強く胸を抑えながら、逃げた。
日向
人気がない、更衣室に引きこもった。
そこで俺は我慢していた涙を思いっきり出す。
日向
分かってた事だった。
全部姉ちゃんに奪われること。
だけど少しだけ、自分の意思で生きてみたかった。
好きな人の隣に居てみたかった。
ただそれだけでよかった。
姉ちゃんのものは取らない。
姉ちゃんが優先。
だから俺は月島を諦めなきゃ。
日向
出来るでしょ?日向翔陽。
これまで、やってきたんだから。
問題ないよ。
それから俺は姉ちゃんと月島が話しているところを黙ってジッと見つめた。
少し羨ましそうに、少し嫉妬した。
胸がツキンッと痛むのを無視して···顔を俯かせた。
月島
日向
日向
呼ばれても目を合わせない。
合わせたら、何かを見透かされそうだったから。
俯きながら返事をした俺に月島は不思議がっていた。
月島
日向
月島
ガシッ
日向
パシッ
日向
腕を掴んでいた月島の手をはらい、自分で立ちそそくさと練習に戻った。
月島
月島の顔を見たら···涙が出てくる。
避けなければ。
月島は姉ちゃんのものなんだから。