あるところに、双子の姉妹がいました。
姉のるなと、妹のれなは、そっくりすぎて全く見分けが付きません。
また、毒親の元で育ったため教育をおろそかにしていて、「はい」と「いいえ」と自分の名前しか言えませんでした。
ババア
おい、れなとるな。買い出しに行ってきな。
はい
はい
すると帰り道で、双子は車に轢かれて死んでしまいました。
その後、慰謝料をぶん取り、ババアはご機嫌でした。
ババア
おい、死んだのはどっちだい?
るな
ババア
そうかいそうかい。
そして慰謝料を貰ったくせして葬式をせず、庭の隅の方に「 」の死体を埋めました。
ババア
おい、れな。これからはお前一人で私を一生養うんだよ。
はい