……ガ……
ジョングガ……
忘れちゃったの……?
ジョングク
夢の中で名前を呼ばれて 忘れたのか聞かれる 何回目だろうか
振り返ってみても誰もいなくて ただ海が広がっているだけ 海に近づけば目が覚めてしまう
こんな日が何ヶ月も続いていた。
ジョングク
僕はまた目を閉じた
せっかちな長男
ピピピピッピピピピッ
ジョングク
目を開けると自分の部屋の天井が見える 窓から差し込む光が眩しくて 逃げるように布団に潜り込んだ
ジン
ジン
ジン
うわきたジニヒョン。 毎朝来なくてもいいのに。 僕は小さな港町で 5人のヒョンとシェアハウスをしている
ジョングク
ジン
ジン
この朝からうるさい人は ジニヒョン。 最年長のヒョンでもうほぼアラサー。 黙っていれば爽やかなイケメンで 料理もできてこの家のオンマ的存在だ。 頭も良くて芯が強い頼りになるヒョンだ。 ただ精神年齢は僕より下にいる 年齢詐称してるんじゃないかと思う程だ。
ジン
ジン
ジョングク
ジン
ジン
ジョングク
ジョングク
ジョングク
待ってよヒョン! いつになったら学習するの 僕服着てないのに!
ジン
ジョングク
ジョングク
ジン
ジン
ジン
何回やれば気が済むんだ そんなことを考えながら 近くにあったパーカーを羽織った
ジョングク
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