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第14話 - 『私』を見て

153

2023年09月20日

#ブルーロック夢小説

#学校パロ

ari_@

華

あー…

華

もー、なんか嫌な気分になっちゃったー…

ガラｯ

凜

にぃ……華！

華

！

華

あ、凛くん…

華

…どーしたの？

凜

さっきはすまん、

凜

なんか勘違いしてたみたいで…

華

いやいや、あの子わるくないって

華

てか、いーこやな～

華

絶対手放したらだめだよー、

凜

………

華

あのさ、…

華

凛くんに言わなきゃいけない事あってさ、

華

_______

華

ホントに私（朝木華）を見てる？

凜

…は？え？

凜

何言ってｯ_

華

いやー、なんとなく理解してたんだけどね、

凜

そんなわけねぇじゃん…

凜

だからｯ

ギュｯ

凜

離れないでくれ、頼む……

華

……私は冴さんじゃないよ

凜

…！！

凜

…は？

華

…ここ来たとき、兄ちゃんって言おうとしてたでしょ？

華

………違う？

凜

……………ﾁｯ

凜

…バレたか

華

なんで？仲良かったんじゃないの？

凜

兄貴は、中学の時のほうが明るかった

凜

でも、サッカーをしていたときに、何かがあったらしい

凜

それから、俺に対する態度が極限に変わった。

凜

元はあんなに無口じゃない。もっといっぱい褒めてくれた。

華

なるほどー。だから、私のように良く褒めるタイプの女狙ったのか

凜

当たり前だろ…

凜

……俺がｯ…

凜

俺が、兄ちゃん以外に優しくされて嬉しいわけねぇだろ…

凜

お前みたいな女をｯ

凜

好きになるわけねぇに決まってんだろｯ!

華

……

凜

分かってんなら、今まで通り

凜

兄貴のｯ…冴の代わりとして居れよｯ！

凜

話合えば自分を見てくれると思ったか？

凜

自惚れてんじゃねぇよｯ（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

華

…なーんで君が泣くかな、…

凜

………うるっせぇｯ

華

………

華

ごめん、冴さんの代わりにはなれない…

凜

…ｯ

華

彼のような凄い人にはなれない、

華

冴さんのかわりになれないような人間に君は興味ないんじゃないかな

華

代わりにはなれないよ。

華

でも、これを伝えたからきっと君に映る私は冴さんじゃない

凜

……！

華

朝木華として見えてる

華

冴さんじゃなきゃいけないの？

凜

……俺はｯ（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

凜

誰かに必要とされたくてｯ ……

凜

お前がi__

優奈

また、あなたですか！

凜

…！

凜

何でここに…？

優奈

……

凜

おい、答えろよ

優奈

私のほうが凜をｯ …凜を…

優奈

私のほうが愛してるしｯ、大好きだしｯ、
彼のこと理解してるしｯ、彼のことを考えてるしｯ、
小さい頃から私が相談相手だったしｯ、
幼馴染だしｯ、ずっっっっっっと見てきてるしｯ

優奈

それなのに後に出会った貴方のほうが必要とされてる…

優奈

意味がわｯかんないんだよ

優奈

…凜、行こう

凜

俺は華と話すんだ、…

凜

もうお前には頼んない…

優奈

利用するだけしといて捨てるとかそんなことするの？

凜

ｯえ…

優奈

凜はそんな酷い人じゃないｯ

優奈

大丈夫

優奈

私が居る

優奈

こんな女に頼んなくていい、

凜

てめぇ、イかれてんだろｯ

凜

俺は華と話てんだ、邪魔すんなよ

優奈

そんな言い方しなくても良くない！？

優奈

私だってずっと凛を守って来たのに！

優奈

あんたが中学校の時の覚えてないの？

優奈

凛がクラスメイトと馴染めず、きつい言い方して

優奈

それをカバーしてあげたのは誰！？

優奈

私でしょｯ？

優奈

なのに、好きな人できたら私は邪魔者扱い？

凜

………、

優奈

なんか言ってよ！

華

……私は

優奈

なによｯ！

華

凛くんが君のこと嫌いだと思ってないように見えるけどな、

優奈

何を証拠で言ってるのよｯ…！

華

私、ずっと冴さんの代わりだったんだって！

華

でも、君はちゃんと優奈ちゃんとして頼られてる

華

誰かの代わりなんかじゃない。

凜

……。

華

私より、よっぽど信用してるんじゃないかな？

優奈

え…あ、そうだったの、？

華

優奈ちゃんの言ってた通り、

華

凛くんは勢いに任せて言い方を悪くしすぎなだけ！

華

だから、もう言い合いは辞めよう

優奈

……ごめん、なさい

優奈

ごめんなさいｯ（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

優奈

私、酷いこと言って、きちんと凛の気持ちに気付けなかった…

優奈

好きな人なはずなのにｯ

凜

……もっと、お前の気持ちにも向き合ってあげるべきだった

凜

…わりぃ、

華

私に対しては何もないのですかー？

凜

代わりになんてしてわるかった

華

（笑）

華

まぁ、良いだろう！

華

優しい先輩が許してやろう

凜

あと、ずっと気付けなかったこの想いを伝えようと思う。

凜

今ので分かったんだ、好き。

優奈

ｯ……（応援しなきゃ…凛くんの恋を…）

凜

優奈

……えｯ？

優奈

な、なんで私？

凜

…華は兄貴みたいだった。そこが好きだった。

凜

でも、別の好きなんだと思う。

華

うん！

凜

でも、優奈は中学の時からずっと頼れる奴で

凜

照れくさいけど、可愛いって思った。

優奈

え、え、え、

華

動揺し過ぎ（笑）

凜

………//

優奈

だ、だって、こんな事絶対言わないかったもん、

華

ハイハイ、お幸せにー

あれから、付き合ったらしい。

………まだ凛くんはたまに私の事

お兄さんと重ねてるように見える。

我慢したけど、ちょっとだけ、悔しい……。

この作品はいかがでしたか？

153

6件

うわっめっちゃ好きだわ…… 華ちゃんバージョンぜひお願いしたい🥺

凛くんが優奈ちゃんと結ばれる話にした。華ちゃんバージョンも欲しかったら言ってー、この物語が大体完結したときに凛くんルートにします！

ari_@

プロフィール

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