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朝、目が覚めると俺が2人居た
樹
お、俺が2人？！
樹
ﾋｮｺｯ
ﾋｮｺｯ
樹
同じ動きをしているだと…？！
樹
く、口も！？
一方、リビングにいた妹と母、父は…
わああああああ！
妹
あのクソ兄ちゃん、どうしたのかな？
母
きっと推しに会えなくて発狂しているのよ。
父
だな。
父
じゃなかったら、結奈が見てこいよ。
妹
えー！面倒くさっ
母
馬鹿お兄ちゃんの為よ。あの子、厨二病なんだからさ。
妹
はいはい
私は食べていた食パンを口にほうばり、兄の部屋へ行った
樹
わぁあああ！
樹
なんで2人目の俺は俺と同じ動きをしているんだあぁぁぁ！
ガチャ
妹
あんた、なにやってんの？
樹
は…？
妹
お前の前にあるやつさ…鏡なんだけど…
樹
ふぉ…ふぉんとだ…
妹
そりゃ、自分と同じ動きする訳だわ
樹
俺…今まで何やってたんだろう…
妹
はぁ…全く…困った兄だな。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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