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俺の家について
数時間の看病で
ようやく今、やっと
少年君の様態が
落ち着いた所
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やっぱ、ぎこちないな
互いに1歩引いている感じ
メンバーに気を使うなんて
今まで無かったのに
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恐らく…いや
もしかしなくても”あの件”だろう
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予想当たった…
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そっとこさめちゃんから目を離し
助けた男の子の方に目を向ける
ほら、すぐこうやって
弱いから別の選択肢に逃げる
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別垢で送ったのは
過去に6人でとった
”思い出の場所”の写真
全てを終わらすつもりで
あの場所を選んだ
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…は?
そんなこと…
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思わず冷たい言葉を吐く
なんで…なんで
こんなつもりちゃうんに
やけど
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これは紛れもない本心
先に進むことが怖くて仕方ない
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…嫌われた…か
仕方ないよな…あんな事言ったんやもん
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こさめちゃん…
なんで…
こさめちゃん自身も辛いはずやのに
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大切な会議や
ライブ
おちゃらけキャラで
子供っぽいところもある
こさめちゃんだけど
やる時は誰よりも本気で頑張る子
そんな彼が
大して力にもなれないだろう俺に
頭を下げている
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あ”ぁ…もぉッ
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ふと窓の方を向けば
明るい光がこちらに差し込んでいる
いつの間に夜が明けたのだろう
話に夢中で気づかなかった
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何やろ…楽しい
久々に話せて…嬉しい
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そういって
にこりと笑いながら
救急箱を走って持ってきた
こさめちゃんが
何故かお転婆な
天使にみえた
丁寧に巻かれていく包帯
慣れていないのか少しばかり
不格好だがそれもまた
こさめちゃんらしい
耳元で優しく語りかけてくれる
声がどうしようもなく心地よい
頭がふわふわしてきて
瞼が重く感じる
薄れゆく意識
その途中
俺が見たのは
優しい目をしたこさめちゃんの姿
…あり…がと…う
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まろの一言で
その場にいる全員が
首を縦に振る
だけど
昔のように明るい声もなければ
中心に立っている人物さえも違う
ない君…俺たちは
どれだけ我慢すれば
あなたに会えるんですか…?
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そう、転生のパターンは
前世の記憶…
詳しくいうなら
ない君の事を覚えているか
覚えていないかの二つがある
一回目の世界線は
後方の、記憶がない世界
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一回目の世界線
りうらは体が弱くてさ
余命宣告までされていた。
ない君以外の4人は
りうらにとっての兄で
みんな記憶もないのに
何も出来ないりうらを
いつも守ってくれていたよね
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いむは
行き過ぎるくらいの過保護だった
ちょっとテンション合わせるの大変だったけど
頑張ってくれているのが
ひしひしと伝わってきてた
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初兎ちゃんは
体調に気遣いながらも
りうらが楽しめるように
いつも考えて
行動してくれてたよね
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まろは
学校に行くことが出来ない
りうらの為に
受験の時期に困らないようにと
丁寧に主に勉強面の事を
みてくれていた
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あにきは
変わらずあにきって感じだったよね
りうらの体のこと考えて
栄養バランスが取れてる
料理を作ってくれてた
時々あるご褒美デー
楽しみだったなぁ
りうら自身も
少しでも病状が良くなるように
手から溢れる程の量の
苦い薬も飲んでたよ
採血も
入院も
きっと明るい未来が
待っていると
そう信じて…さ?
だけど、そんな
りうら達の思いも虚しく
病状は悪化していくばかりだった
りうらの余命が1週間をきった時
突然、夢の中で
男の人の歌が聴こえた
懐かしかった
何度もその人の歌に魅了された
最期の日
4人に手を握ってもらいながら
それまでの人生を
思い返していた
その時、
りうら息を引き取る瞬間に
あの男の人の正体を思い出した
必死にみんなに伝えないと…って
りうらは叫んだ
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その後のことは
よく覚えてないんだよね
気づいた頃にはみんな居て
目の前に変な兎がいた
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コメント
13件
物語の進め方とか文章の書き方がめちゃめちゃ上手…!✨ 情景表現の仕方とかも、想像しやすいような言葉選びで凄く憧れます!神作品をありがとうございます✨
🦈くん素だからかめっちゃ京都弁出てますね。やっぱそれぐらい他に気が入ってないんですね… 🎼さんで終わりかと思ったらまさかの🎲さんも描いてくれるとは!! 🍣くん達も気付いて欲しいですね…
天才だ…✨