九月なこ
こんにちは!
九月なこ
またまたハートが増えててびっくりです…!
九月なこ
書いててよかった~って思います!
九月なこ
さて、前話で熱烈な勧誘をされた瑚珀はどうするのでしょうか?お楽しみに!
九月なこ
それでは本編どうぞ!
有栖初兎
生徒会は人手不足やから、新メンバー探しとったんよ
猫宮いふ
でも、俺ら目当ての奴ばっかりで困っとった所に、春原さんが来たってわけ
乾ないこ
俺らにベタベタしてこない女子とか初めてなんよ。だから、お願い!
言いたいことは分かったし、事情も伝わった。 でも、やっぱりできない。
春原瑚珀
…無理です。できません
稲荷ほとけ
いや、そこを何とか!
大神りうら
お願い~!!
春原瑚珀
無理なものは無理です!
私はそう言って、生徒会室を飛び出した。
大神りうら
待って!
獅子尾悠佑
りうら、やめとき。無理やり入れたらあかんやろ
去り際にそんな会話が聞こえた。 獅子尾さんって人はまだまともそうだったな… そのことを麗に伝えると、予想外の返事が返ってきた。
高円宮麗
大変だったね。まあ、間違ってはないけど、少なくとも獅子尾くんだけじゃなくて、生徒会の2年メンバーはちゃんとした人たちだよ
春原瑚珀
へ~、そうなんだ…てっきり女たらしの顔だけ男子かと…
高円宮麗
ひどい言われようwあの顔じゃ女子が勝手に寄っていくんだよ。乾も猫宮も、学校をまとめてるだけあって、ちゃんとしてるよ。同じ学年の私が保証する!
ふーん、意外だな… まあ、それでも友達にはならないけど。 私はそんなことを思いながら家へ帰った。
次の日
大神りうら
おはよ、春原さん!
春原瑚珀
・・・(ペコッ)
稲荷ほとけ
ねぇ琥珀ちゃん、僕たちと友達になって生徒会に入ってよ~!
春原瑚珀
…できません
有栖初兎
あ~、いむくんだけ名前呼びでずるい!俺も琥珀ちゃんって呼ぼ!
大神りうら
りうらも~!
春原瑚珀
・・・。
次の日
乾ないこ
ほんとに入る気無いの?
春原瑚珀
はい
乾ないこ
ほんとに?
春原瑚珀
はい
猫宮いふ
友達なろーよー!
春原瑚珀
なりません。っていうか、ここ1年の教室ですよ?何でいるんですか?
獅子尾悠佑
どーしても入ってほしくて…うるさくしてごめんな。もう帰るわ
この状態が約2週間続いた。 ほんっとにしつこいな…獅子尾さんが止めてくれてるからいいものの… って、良くない!めっちゃ迷惑! 明日また来たらやめてもらうように言おう。 そう思いながら眠りについた。
次の日
乾ないこ
ねえ入ってよ~
稲荷ほとけ
友達なってよ~!
とうとう全員で来た。 まあ、やめてもらうにはちょうどいいか。
春原瑚珀
あの、本当にやめてください!
猫宮いふ
…何で?
春原瑚珀
私は誰とも友達になりたくないし、生徒会にも入りたくないんです
春原瑚珀
こうやって追いかけられても困ります
乾ないこ
高円宮とは仲いいのに?
春原瑚珀
麗は特別です。あなた達とは違います
大神りうら
でもっ…
春原瑚珀
もうあんなことにはっ…!
獅子尾悠佑
どうした?
春原瑚珀
何でもないです。とにかく、やめてください
稲荷ほとけ
だけどっ…
有栖初兎
もうやめとき。何か事情があるんやろ
バレ…てはないみたい。 諦めてくれそうでよかった。 私は安心しきっていた。 この後すぐ、思ってもみなかったことが起きるとは知らずに…
九月なこ
終わりです!この後瑚珀はどうなるのでしょう…!?