男
男
男
男
なるほど。 競争心があまりないということですね
男
男
男
悔しくないんですか?
男
頑張り続けるほうが億劫だから。だから、ぜーんぶ中途半端。最低限をこなせれば良いかなって思ってました
男
男
男
家族からは 何も言われなかったんですか?
男
男
「貴方はやればできる子よ」
と微笑んでいました。
「真剣にやれば、誰よりもできる。母さんの誇りよ」と
男
男
男
男
男
男
男
と休みなく働き、ぼくを養ってくれました
それで、お母様は……?
男
男
男
男
最悪でした
男
男
男
男
男
男
男
男
男
これまで半端者だったぼくが、ようやく母の言う「やればできる子、自慢の子、誇り」になれたんです
男
男
ぼくは後悔なんか微塵もありませんよ
男
男
君が殺したお母様に 申し訳なさはないんですか?
男
男
母の期待通りの「やればできる子」に
男
男
終