チームメイトはからぴちメンバー？！

なんで走っているんだろう

俺にもわからない

ただ…あの現場から離れたい、そう思った

俺はあの頃から変わった

我儘を言うこともなくなったし、言われたことを実行する

ただ、それだけだった

命令されたらそれをする…そんな生活を、高校に入ってからしていた

翔姉はそれを心配した

大丈夫？我儘言っていいんだよって

俺は、大丈夫だよって作り笑いをしながら答えるだけだった

一番つらいのは翔姉と透兄なのに…

俺、昔からほんとに変わったな…

君達の顔が真っ青だったって

普段、表情を変えることはなかった。

だって、命令されて動く人形みたいなもんだったから

でも、兄ちゃん達がスイーツや俺の好きなものを買ってきてくれたときだけ、

なぜか、表情が変わった

俺はいじめにあっていた

理由は、翔姉がいじめられてて、そのいじめてる人が、自分の弟にそれを吹き込んだのだ

だから俺はそいつからいじめを受けていた

ただいじめだけなら別になんとでもなかった

ただ少したちはじめたころから、翔姉の悪い噂が広がった

悔しかった

翔姉のことを知ってるといいながら、あの言葉を否定できなかったことを

そして翔姉は、いじめられたまま中学を卒業した

そして翔姉は高校に入ったあとからいろんな色に髪を染めた

俺は嫌だった だって翔姉の綺麗な赤色の髪が好きだったから

俺は一回、『翔姉と透兄は赤色の部分があっていいな』そういった。

そしたら翔姉はこんなことをいってくれた

じゃあ恭も、高校生になったら、私達と同じ赤色に染めてみたら？それまで私、染めないであげるから

俺はその時、とても嬉しかった。だって、俺が高校生になるまでは、ずっとその髪でいてくれると思ったから

でも翔姉は俺が高校生になる前に染めちゃった。 ただ、俺は翔姉が髪を染めることを止めることはできなかった

そして翔姉が中学を卒業したとき、俺のいじめは終わった

ただ、クラスでほとんど目立たない存在になってしまっていた

だから目立つ集団に目をつけられ、パシりにされるようになった

その頃から俺は、今みたいな性格になった

言われたことを実行する操り人形みたいになった。そして表情も変えなかった

表情を変えないのは、人形が表情を変えたら気味が悪いと思ったから

ただ、スイーツを買ってきてくれたりしたときは、自然と口が緩んだ…

あの私の大好きなだった恭に戻ってほしいの！

もちろん！

心の底からの笑顔だったね