/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ころん
るぅとくん！
ころん
後ろ
ななもり
るぅとくん
莉犬
るぅうちゃん！
さとみ
るぅと
ジェル
るぅとくん
後ろ、避けて！（5人
るぅと
え
パッパー（トラック
神楽 零
危ない！
ドン（押す
きゃー誰か救出車！
るぅと
あの、さっきの人は……
医者
大丈夫です
医者
今は麻酔が効いているので
るぅと
ありがとうございます
るぅと
…
ななもり
るぅとくん
ななもり
知り合い？
るぅと
いえ、初めて会いました
ころん
じゃあ、恩人？
るぅと
そうなりますね
莉犬
誰なんだろうこの子
ジェル
これ、所有物か？
さとみ
勝手に見るか？
そこには、名前、年齢、性別などが書いてあった
莉犬
えっと
るぅと
神楽 零
ななもり
17歳
さとみ
女…
ジェル
女？！
莉犬
へーなんか、
ころん
知らない人だね
神楽 零
ん、
神楽 零
ここは…
るぅと
！！
ななもり
さとみくん、お医者さん呼んできて
さとみ
うん
タッタッタッ
るぅと
ここは病院です
神楽 零
…
神楽 零
よかった怪我なくて
るぅと
！
るぅと
なぜ、僕のことを庇ったのです！？
るぅと
下手すれば死ぬところだったんですよ！？
ななもり
…
るぅと
なんで、なんで？！
神楽 零
僕の名前は神楽 零です
神楽 零
貴方を見た時に幸せそうだったので
神楽 零
守らなければと思ってしまい
神楽 零
体が勝手に
るぅと
！
るぅと
…
神楽 零
僕、帰るところがないんです
神楽 零
だから僕はどうなったっていい
さとみ
呼んできたよ
医者
良かった
医者
零君大丈夫かい？
神楽 零
えぇ
医者
そうか
医者
どうするんだ
神楽 零
どうにも出来ませんよ
神楽 零
運よければここで死ねたんですけど
るぅと
！
ころん
？！
莉犬
？！
さとみ
お前、命をなんだと思ってんだよ、！
さとみ
生きたくても生きれない人なんて山ほどいる
さとみ
それなのに自分から死ぬなんておかしいだろ
神楽 零
じゃあ、どうしろって言うんですか？
神楽 零
自分なんて、何も出来ない
神楽 零
だからこそ自分じゃなく他の人にに幸せになってほしい
神楽 零
だから……
神楽 零
だから…
るぅと
…
医者
ストップ
医者
今日は帰ってください
神楽 零
……
るぅと
わかりました
医者
すみません、強引でしたよね
るぅと
？！
医者
あの子についてお話します
医者
あの子は神楽 零
医者
とても、いい子です
医者
運動神経もよく
医者
勉強もできます
医者
あの子は１回自殺したのです
さとみ
！
医者
その時の担当医師も私でした
医者
寄り添い
医者
励まし合いました
医者
けれども彼女の中から何があり
医者
それから解放する人が現れるといいのですが
るぅと
…
るぅと
なんで、なんだろう
莉犬
多分自分の中から、抑えきれないもう1人がいるのかも
ジェル
それをかき消す人か
医者
こういう人は多々います
ななもり
どうやって解放できていますか？
医者
恋人が多いですかね
るぅと
？！
さとみ
まじか
医者
それか、それをかき消す用な夢中になれること
ジェル
夢中になれることかー
莉犬
分からないよね
医者
そういえば！
医者
零君歌が好きなんですよ！
医者
良ければ教えて下さい
ころん
え
ジェル
まじ
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
