空が黒に染まり始め 、 其処らの建物は星のように光る時間
帰りたくないと 思ってしまう自分が居る 。
喧嘩別れした訳でも 無い相手だけれど
気不味いと思わない事は無い筈 。
私も其の感覚に陥っていた 。
お姉ちゃんに ‘ コンビニ行ってくる ’
と伝えてから直ぐ家を出た為 何も着ていない 。
私を通る風が肌寒い 。
風邪を引いたら原因は絶対 此れだと確信できる 。
身を縮め足許を見詰め歩く 。
声が降っていたとも知らずに 。
気が付いたのは 呼ばれてから約5回後 。
小 夜
自分が思ったよりも声が出て 裏返ってしまう 。
言葉に出来無い位恥ずかしかった 。
夏 野
疑問を持っている相手を見た瞬間 私は自分の目を疑った 。
1番遭いたくないと 思っていたから少し声も出た 。
小 夜
夏 野
初めて夏野くんの口調が 砕けた所を見た 。
あの時の私なら 舞い上がっていただろうか 、
今も少し嬉しいだなんて気の所為 。
小 夜
頬を緩めるのを 見るのも久し振りだ 。
夏 野
一緒に行く ? と聴いても良いのかな
夏 野
どうやら夏野くんは 1枚上手だったみたい 。
此処を歩くと 夏野くんとの事がまた蘇る 。
鮮明に色鮮やかに 、 何時だって蘇る 。
出逢った時より ぎこちなさは消えて
まだ少し笑顔を魅せれた 。
夏 野
夏 野
其の言葉に私は俯くように頷く 。
一度だって忘れたことは無い 。
夏 野
ゆっくり丁寧に、夏野くんらしく 紡がれる言葉は美しい 。
夏 野
此の言葉に私は泣きそうだ 。
‘ 好き ’ から ‘ 愛してる ’ に 変化する位想ってくれていた 。
其れは私も夏野くんと一緒だ 。
夏 野
夏 野
‘ どんなヒトと出逢っても ’ と付け加える 。
うん 、私もそうだよ 。 忘れない終わりたく無いよ
どんどん海に近づいてゆく 歩幅は止まらなかった 。
まだ私達は 目的地に着けない _____ 、
コメント
10件
うそもう次回最終話なの、早いよおお(黙 焦っちゃう小夜ちゃんも、口調砕けちゃう夏野くんも可愛すぎて🤦🏻♀️💞 好きから愛してるに変わってるの尊いっっ 最後の文がまだ復縁しきれてない(?)感じで好き🫶🏻 楽しみに待ってる!!!
いやいやいや待って欲しい((( は え、え、ねえ完結寂しい() 2回目の告白も月の下かな!? 「 月が綺麗ですね 」とかだったらもう私爆発する自信ある。 どっち?ってなっちゃう夏野君可愛い口調砕けてんの尊い。 最後の文良過ぎて悶える無理( 4日を楽しみに生き延びます( ?
ねえすき