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主
主
青side
僕の家は貧乏だ
お父さんの経営が失敗して
大金持ちだったのに
今は借金まみれ
僕が通っている学校は
貧困の差が目立つ学校だった
そのため僕はいじめられた
物を運ばされたり
蹴られたり
ひどいときは性欲処理を要求 されたこともあった
そんなある日
この学校の生徒会長であり
学校一のお金持ち
学校一の秀才
運動神経抜群
おまけに女子からもてる
桃様が僕の前に現れ
こう言った
“俺と付き合え”
なんでこんなお金持ち様が
僕みたいな貧乏人と？
嘘告だと思った僕
しかもなにその上から目線な態度
嫌になった僕は言った
“誰があんたみたいな人と 付き合うか！”
付き合えば玉の輿と思うが
僕はいやだった
僕には忘れられない人がいたから
でも桃様は諦めず
僕に猛烈なアプローチをしてきた
ねぇ、
なんで僕なんかに構うの？
あなたにはもっと素敵な人がいる のに
そんなことされたら
好きになっちゃうじゃん。
桃side
今まで欲しいものは全て
金で手に入った
でも、そんな生活が嫌で
金を使わずに
何でも、成し遂げてきた
勉強は寝る間も惜しみ行い
天才と呼ばれるほどになった
運動も死ぬ気でトレーニングした
でも、そんな俺は
初めて
金を使ってでも
手に入れたいと思う存在ができた
なんでこんな貧乏人を好きになる？
何百回も聞かれた
でも、そんなこと関係なく
君を愛おしく思い
俺の物にしたいと思った
主
主
主
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