〜お父さんの過去〜
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
そう言いながらお父さんは 自分の服をめくって お腹と首元を見せてくれた。
そこには───
相川真冬(まふまふ)5歳
殴られたり蹴られたりされたであろう 無数のアザがたくさんあった。
首を絞められた跡も……
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
そう言ってぼくも自分の服をめくって お父さんにお腹あたりを見せた。
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
ぼくは今まで親にされてきたことを 全て、お父さんに話した。
話してる途中、何回も辛くなって 涙で声が詰まったけどお父さんは その度に優しく頭を撫でてくれて…
『大丈夫、ゆっくりでいいよ。』 と、真剣に話を聞いてくれた。
そして話し終えると……
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
ギュッ……
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
そう言いながらお父さんはぼくのことを 強く抱きしめてくれた。
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
ぼくは、そのお父さんの優しい声と 温かさで今まで抑えていた感情が 一気に溢れ出してきて泣いてしまった。
その間、お父さんは何も言わず ただただ…ぼくのことを抱きしめ 頭を優しく撫で続けてくれた。
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
ぼくがそう、笑顔で伝えると…
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
そう言ってお父さんも笑ってくれた。
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
もしかしたら、ぼくらは… 似たもの同士だったのかもしれない。
毎日、辛くて、苦しくて 死んでしまいたい日々を ただただ…必死に生きていた。
そんな日々の中でこんな風に 同じ痛みを持った、心を許せる人を ぼくらはずっと… 探し求めていたのかもしれない。
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
ぼくらは観覧車が下に降りてからも ずっと手を繋いでいた。
それからも ぼくとお父さんの逃避行はつづいた。
2人で手を繋いで歩いて遠くへ逃げて 時にはお金を盗んで2人で逃げたりもした。
お父さんと2人なら どこまでも行ける気がした。
お父さんと2人なら こわいものなんて何も無いと思った。
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
そして夜はどこかの薄暗い路地か 廃工場に入って そこでお父さんに抱きしめられながら 眠りにつく。
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
ぼくはお父さんに抱きつきながら…
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
相川真冬(まふまふ)5歳
ぼくが笑顔でそう言うと…
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
と、優しく微笑んで そう言ってくれた。
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
相川真冬(まふまふ)5歳
一ノ瀬彼方(そらる)お父さん
ぼくはお父さんに 抱きしめてもらいながら眠りにつく この時間が…大好きだった。
相川真冬(まふまふ)5歳
コメント
4件
そらるさんの過去… そんなことがあったんだ… 仕方ないとも言いにくいし…とりあえず会社の人達がやばすぎる… そらるさんと真冬くんの過去は確かに似たもの同士… 偽物親子の2人でも前と比べてこうやって笑ったり幸せを感じてるんだから本物の親子だよ… コメントで気づいたけど確かに曲の歌詞と似てる感じがする…! 曲要素も入れながらかけるってすげぇ… 続き楽しみに待ってるね!
そらるさんの過去、真冬くんの過去、お互い話して認め合って、似たもの同士、まるで本当の親子みたいになっていく… 例え血の繋がらない偽物親子でも、もう2人は本物親子だよ… っていうか途中、「あの夏が飽和する」とか「アイムユアヒーロー」とかの歌詞っぽい要素が…!!どっちもストーリーに合いすぎじゃないか…!? 続き楽しみにしてます!!!