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私は大妖精
幻想郷に住んでいる大妖精の一人
いや、正確には一匹だな
チルノ
ふぅ。
チルノ
家は良いものにしないとな。
大妖精
ソロ〜リ…
チルノ
おい
大妖精
ひっ…！
大妖精
ごめんなさい許してください何でもしますからだからどうか…
チルノ
私の前をのうのうと歩けるような妖精の身分か？
大妖精
い…いえ
大妖精
だ…大妖精様は立派な方なのでお声掛けするとは失礼に当たるとお、思いまして…っ
チルノ
そう言えば。
大妖精
はい…
チルノ
さっき“何でもする”と言ったと思うが。
大妖精
い…言いましたっ💦
チルノ
じゃあ
チルノ
私と“友達”になってくれ。
大妖精
は…はい…？
チルノ
話し相手がいなくてな。
チルノ
後、大妖精と言って欲しくないな。
大妖精
で、では
大妖精
私の名前と交換しましょう！
チルノ
？？
大妖精
身分には差がありますが、友達なので
大妖精
型苦しいのならば、私の名前と取り替えましょう
大妖精
…
大妖精
す！すみません！勝手なことを言ってしまって！
チルノ
いいぞ
大妖精
へ？
チルノ
その案、気に入った。
チルノ
あと、タメ口で話して。
大妖精
は…う、うん！
大妖精
私の名前はチルノだから
大妖精
交換しま…しよう！
チルノ
そうしよう！
彼女達は名前を交換し
互いに絆を深め合っていった。
しかし、それも長くは続かなかった。
チルノ
蝶々っていつみても綺麗だね、大ちゃん
大妖精
そうだねチルノちゃん
大妖精
私、チルノちゃんと一緒にいて、とっても楽しいの！
チルノ
あたいもだよ大ちゃん
レミリア
私の領域で何してるのかしら？
レミリア
血で血を洗って行きましょう？
大妖精
ひ…あがが…
チルノ
何をやってるのか
チルノ
こっちも聞きたいところだが…？
レミリア
だ、大妖精！
レミリア
貴様には憎しみしか持てない。
レミリア
ここで死ねぇ！
大妖精
ダメー！！！
ガシュッ！
チルノ
大…ちゃん
チルノ
私のことまで…どうして貴方はいつも
チルノ
置いていって…
チルノ
…ない
レミリア
は？
チルノ
…さない
チルノ
ユルサナイ！
バシュッ！
レミリア
ぐっぐ…
チルノ
私も逝こうじゃないか…
チルノ
今いくよ…
チルノ
大ちゃん…
チルノ
私達は…
チルノ
“親友だから”
ジュバッ！
大ちゃーーん！
どこー！
ここだよぉ！
待ってて！
今いくからぁ！！
チルノ
大妖精
大妖精
んっ…？
チルノ
はぁはぁ…
チルノ
大ちゃん…速いよぅ…
大妖精
ごめんごめん！
大妖精
また行こう。
チルノ
うん！
大妖精
蝶々の綺麗な湖へ！
チルノ
うん！
彼女達は生まれ変わっても
“友達”であり“親友”でもある
大切な“仲間”なのだった…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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