翔
翔
翔
水無月 迅
Cafe 猫の耳 玄関前で 1人の女性が考え事をしながら これから外に出るであろう 人物を待ち構えていた
水無月 迅
水無月 迅
水無月 迅
水無月 迅
水無月 迅
喫茶店の謎を解明しようとするも 疑惑の殆どが想像や噂で 確証にまでは至らない
水無月 迅
水無月 迅
丁度喫茶店から出てきた人物に向け 微笑みながらこう言う
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
笹原 恵
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
2人は道中他愛もない話をしながら こじんまりとした施設に来ていた
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
男性
水無月 迅
男性
笹原 恵
笹原 恵
水無月 迅
水無月 迅
笹原 恵
笹原 恵
少女から一粒の汗が流れる
水無月 迅
男性
水無月 迅
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
通路を通り広い部屋に入ると 少し遠目に置かれた的や 机に綺麗に並べられた銃が目に入った
水無月 迅
少女の反応を横目で見る
笹原 恵
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
水無月 迅
笹原 恵
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
彼女はさっと小型の銃を手に取り BB弾を素早く入れる
笹原 恵
水無月 迅
一呼吸置いた後引き金を引く
パァン‼︎
水無月 迅
水無月 迅
笹原 恵
彼女が撃った弾は… なんと的のど真ん中に当たっていた
迅はまさに開いた口が塞がらない状態だ
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
彼女は申し訳ないように深く頭を下げる
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
マフィン
水無月 迅
彼女の来ていたパーカーのフードから 1匹のハムスターが飛び出し 迅の顔に引っ付く
水無月 迅
中々離れないハムスターに対し どの位の力で触って良いのか分からず あたふたとしている
笹原 恵
マフィン
飼い主の呼び掛けに反応し パッと迅の顔から離れ 彼女の手の平の上に寝転がる
水無月 迅
笹原 恵
笹原 恵
水無月 迅
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
マフィン
笹原 恵
水無月 迅
こうしてうちの子自慢は数時間程続き…
男性
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
男性
水無月 迅
笹原 恵
施設から出た後 彼女が「少し休みませんか?」との提案 彼女の行きつけのカフェに行く事にした
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
女性店員
マフィン
笹原 恵
水無月 迅
女性店員
少々彼女の反応に違和感を感じたが 気にする事でもないだろうと思い 疑問を頭から流した
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
ざわざわと会場に集まった 観客達が騒いでいる
観客
観客
どうやら今回の競技会で過去から 現在までで最長距離を撃ち抜いた者が 現れたとのことだ
白髪の女
ピンク髪の男
白髪の女
ピンク髪の男
白髪の女
白髪の女
ピンク髪の男
白髪のロングヘアに黒のスーツにサングラスの女と同じく黒のスーツに身を包みピンクの眼鏡と髪の色をした大柄の男が会場の隅でなにやら話し込んでいる
ピンク髪の男
白髪の女
ピンク髪の男
白髪の女
ピンク髪の男
白髪の女
白髪の女が視線を向ける先の選手入口から 自前の年季の入ったライフルを 担いだ女性が現れる
ピンク髪の男
白髪の女
ピンク髪の男
白髪の女
ピンク髪の男
白髪の女
ピンク髪の男にゲンコツを食らった女は 頭を押さえ再び選手へと視線を向ける
会場にいた他の観客から クスクスとした笑い声や会話が聞こえる。
観客
観客
観客
小馬鹿にする様な内容であるが 少し距離がある為聞こえてはいないだろう
判定員
水無月 迅
選手のそばにいる判定員が 声をかけて選手がそれに応じる
判定員
水無月 迅
判定員
水無月 迅
判定員
判定員は無線で選手が指定した 距離を伝えて1.5キロ先に的が配置され 会場のモニターに選手の名前と 挑戦する距離が表示される
観客
観客
観客
観客達は白けた様な口ぶりで話している
ピンク髪の男
白髪の女
ピンク髪の男
白髪の女
白髪の女は楽しそうに ニヤニヤと迅を見つめている
選手が集中する邪魔を防ぐ為に 観客達に合図が出され 会場は水打ったような静けさになる …そして迅の持つ銃から銃声が鳴り響く
銃を構えた姿勢を一度解いて 迅は納得いかない様に少し首を傾げ 再び銃を構え次の弾を装慎する 1発目の銃弾はどうやら的から外れた様だ
そしてスコープを覗き呼吸を整えた 迅は引き金を引くと 素早い動作でリロードをして 再び引き金を引く
この動作を2回、計3発の銃弾が 発射された事になり 会場にテンポよく3回の発砲音が響いた
判定員
判定員が手を挙げて迅の結果を言い渡す
水無月 迅
判定員
水無月 迅
判定員
水無月 迅
判定員
水無月 迅
判定員
少し納得のいかない様な表情で 頭をポリポリと掻きながら 迅は入場してきた出入り口に向かった
観客
観客
観客
観客
観客
観客達は迅に嘲笑を向けるが 白髪の女は先程よりニヤニヤとした 表情でピンク髪の男に向き直る
白髪の女
ピンク髪の男
白髪の女
ピンク髪の男
白髪の女
ピンク髪の男
白髪の女
ピンク髪の男
白髪の女
水無月 迅
荷物を纏めた迅はもう用事が なくなった会場を後にしようと 帰路に着こうとしていた。
水無月 迅
白髪の女
水無月 迅
白髪の女
水無月 迅
白髪の女
水無月 迅
ピンク髪の男
白髪の女
ピンク髪の男
水無月 迅
白髪の女
ピンク髪の男
水無月 迅
ピンク髪の男
ピンク髪の男が迅に名刺を渡す
水無月 迅
マリア・ドロップ
白髪の女
田中 龍一
燕 真琴
水無月 迅
燕 真琴
水無月 迅
迅は半歩後ろに下がり身構える
燕 真琴
水無月 迅
燕 真琴
マリア・ドロップ
燕 真琴
マリア・ドロップ
水無月 迅
マリア・ドロップ
水無月 迅
燕 真琴
マリア・ドロップ
燕 真琴
マリア・ドロップ
燕 真琴
マリア・ドロップ
水無月 迅
燕 真琴
3人は揃って会場を後にし リフィックス重工業の本社へと 向かう車に乗り込んだ
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
水無月 迅
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
水無月 迅
笹原 恵
マフィン
水無月 迅
水無月 迅
水無月 迅
水無月 迅
水無月 迅
迅は眼帯に触れながら 今でも鮮明に覚えている記憶を思い出す
迅の戦争初参戦時の事…
水無月 迅
マリア・ドロップ
水無月 迅
燕 真琴
マリア・ドロップ
燕 真琴
マリア・ドロップ
燕 真琴
燕 真琴
マリア・ドロップ
燕 真琴
燕 真琴
マリア・ドロップ
水無月 迅
燕 真琴
マリア・ドロップ
水無月 迅
マリア・ドロップ
燕 真琴
マリア・ドロップ
燕 真琴
マリア・ドロップ
燕 真琴
田中 龍一
燕 真琴
水無月 迅
燕 真琴
マリア・ドロップ
燕 真琴
マリア・ドロップ
水無月 迅
心を落ち着かせようと思い 銃を構えた瞬間、全身に寒気がし 後ろを振り返る
水無月 迅
赤髪の男性
男性は手を頭に置いて 降参する様な素振りをしている
水無月 迅
赤髪の男性
水無月 迅
水無月 迅
水無月 迅
赤髪の男性
水無月 迅
引き金を引く手が震える
水無月 迅
水無月 迅
マリア・ドロップ
ブチッ
水無月 迅
水無月 迅
赤髪の男性
マリア・ドロップ
燕 真琴
マリア・ドロップ
マリア・ドロップ
燕 真琴
【代表何処にも居ないっす…】
水無月 迅
水無月 迅
水無月 迅
赤髪の男性
水無月 迅
赤髪の男性
男性は上空を見上げ テレビ局のヘリを見つける
赤髪の男性
水無月 迅
赤髪の男性
赤髪の男性
赤髪の男性
水無月 迅
迅は銃を持つ手に力を入れた
敵兵代表
水無月 迅
水無月 迅
赤髪の男性
敵兵代表
赤髪の男性
敵兵代表
赤髪の男性
水無月 迅
敵兵代表
赤髪の男性
敵兵代表
敵兵代表
バンッ
銃声が大きく鳴り響き 迅が撃った弾丸は代表の頭に向かうが 後1歩の所で避けられてしまう
敵兵代表
水無月 迅
敵兵代表
水無月 迅
もう1度弾を放つが またも易々と躱されてしまう
水無月 迅
赤髪の男性
男性は迅と反対側に走り出す
水無月 迅
「ごめんな…いつも会えなくて。」
「ううん、平気。私お兄ちゃんが 誰よりも優しい人なの知ってるから」
「お兄ちゃんのそういう所」
「1番好きだからさ」
赤髪の男性
男性は此方に向き直り 迅を抱えて走り出す
水無月 迅
赤髪の男性
敵兵代表
ドガンッ‼︎‼︎
迅は抱えられながら 一瞬にして辺りが火の海になるのを見た
飛び散った細かい木片や尖った岩が 此方に雨の様に降り注いでくるのも
赤髪の男性
水無月 迅
グシャ
他の物よりも少し大きめな岩の破片が 此方に飛んできた後 視界が薄暗くなって行き さらに電撃の様な痛みが全身に走る
水無月 迅
猛烈な痛みに声も出ない
戦争終了のサイレンを聞きながら 迅は少しずつ意識を手放していった
水無月 迅
目が覚めた場所は真っ白な空間 病院だと気付くのには少し時間がかかった
燕 真琴
水無月 迅
突然の大声に頭がズキズキする
マリア・ドロップ
水無月 迅
燕 真琴
マリア・ドロップ
水無月 迅
マリア・ドロップ
燕 真琴
マリア・ドロップ
燕 真琴
水無月 迅
マリア・ドロップ
水無月 迅
マリア・ドロップ
水無月 迅
松葉杖を使いながらゆっくり歩き出す
燕 真琴
マリア・ドロップ
燕 真琴
水無月 迅
ドアに手を掛ける
女性
女性
女性
水無月 迅
医師
女性
妹と思わしき人物の悲痛な声が響く
その一言一言は迅の心を抉るのには 十分な言葉だった
水無月 迅
水無月 迅
マリア・ドロップ
水無月 迅
マリア・ドロップ
マリア・ドロップ
水無月 迅
マリア・ドロップ
水無月 迅
水無月 迅
マリア・ドロップ
もう殆ど見えない左目に手を置く
水無月 迅
水無月 迅
マリア・ドロップ
水無月 迅
マリア・ドロップ
水無月 迅
ただ、私は
強くありたいと願う
水無月 迅
笹原 恵
マフィン
水無月 迅
笹原 恵
マフィン
「恵と遊んでくれてありがとうね」
水無月 迅
聞いた事のない声が聞こえ 振り返るがそこには通行人ばかりだ
水無月 迅
笹原 恵
笹原 恵
笹原 恵
マフィン
笹原 恵
マフィンと話していた所 不審な女性を見かける
女性
笹原 恵
マフィン
笹原 恵
マフィン
1人の少女は勇気を振り絞る事になる
水無月 迅
水無月 迅
「良い男居たら紹介しなさいよ♡」
「お土産期待してるっすよー」
「課長が居ない分頑張るノネ!」
「えっと〜仕事沢山貯めときますね〜」
「腕に磨きをかけておきますので。」
「…行ってらっしゃい」
「ふん、楽しんで来なよ?」
「早く戻ってくれると助かります」
水無月 迅
「ほら!迅ちゃん撮るっすよ〜」
「む…写真は苦手なのだが」
「業務用よ、諦めなさい。」
「ほら!笑って笑って!」
「こ、こうか…?」
パシャ
コメント
10件
見るのめちゃくちゃ遅くなった…… すごい……←語彙力消滅 最後他の参加者たちのキャラも少し出ている……()
わー!最高・:*+.\(( °ω° ))/.:+ こちらこそいつも参加してくれてありがとう(*´꒳`*)
うぅ...言葉がでない...翔さんの作品を閲覧するときの注意、言葉を失う恐れがあります...的な((