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かぁさん、ご飯頂戴よ

母親

うるさいわねぇ

母親

お前なんかにあげるご飯なんかないわ

そう言って腹を蹴ってきた

レウ・クラウド

朱!こっち行こ

………うん

幼いながらもコイツ等に復讐心が芽生えた

自分達に家なんて無かった だから近くの壊れた神社に住んでた

レウ・クラウド

朱、食べて

ありがとう

ご飯はいつも鼠の死 骸やその辺のキノコとかだった たまに食べるものが無くなってただの草とかも食べた こんなものを食べるなんて当たり前だった 食べない日だってあった 食材はいつもレウと一緒に探した 生きたい一心で生に縋り付いた これが当たり前。私達の当たり前

ある時、人が来てレウに言った

???

俺に付いてこない?

レウ・クラウド

えっ

勿論急に来てそんなことを言ってきたのだから レウも驚いていた たまにこちらを見ながら返答に詰まっていた

私はいいよ。レウ

レウ・クラウド

ッ!でもッ!

レウには幸せになってほしかったから 黙ってレウの背中を押した

???

付いてくるでいいんだね?

レウ・クラウド

いy

はい

???

分かった

???

君のことも必ず迎えに行くよ

………

迎えに行く。そう言った人の第一印象は物好きな人だった こんなボロボロの人間を迎えに来るなんて珍しいから

その物好きな人は 青いニット帽をしていて赤いマフラーをしていた 少し分かりにくかったがコートも着ていた

それが後に運営国の総統のらっだぁだとこの時は 知る由もなかった

レウがいなくてもいつもと変わらない生活をしていた けど、ある時クズが来て言った

父親

良かったな。お前なんかでも軍人になれるらしいぞ

父親

やっと邪魔がいなくなって清々する

そう言ってクズは帰って行った あのマフラーの人かと思ったがレウの時に クズは来なかったから恐らくこの国の奴だろうと判断する

この時からa国も嫌いだった だってこの前、神社の前を"総統"がチラッと見たくせに 「ガキか」と呟いて帰って行ったのだから

a国総統

これから頼むぞ

はい

適当に案内され、最後にそう言われた

それから毎日地獄のような訓練が始まった

身体中痛くなっても無理やりさせられた ご飯もまともに与えられなかった けどそれは他の軍の人も同じで、それをきっかけに 軍の人と仲良くなった

お呼びでしょうか

a国総統

我々国に潜入してこい

分かりました

a国総統

以上だ。さっさと出ていけ

…失礼しました

友達

ねぇ朱

何?

友達

此処を抜け出してさ、どっか行かない?

軍人

いいな。それ

友達

でしょ?朱は?

実はね、今度我々国に潜入するように言われたんだ

軍人

あの戦争に負けたことがない国か!?

そう。だから、我々国に協力してもらってa国を潰そうと思ってる

だから、我々国が協力してくれるようになるまで
説得するから、それまで待っててほしいんだ

友達

待ってるよ。何時までも

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