紫耀side
そして、大倉先生と廉と一緒に教室の前まで来た。
教室の中から、友達の騒ぎ声が聞こえる。同時に廉が俺の服の袖を握る手にも力が入る。
紫耀
廉?大丈夫大丈夫。怖くないよ、いいやつばっか。
廉
コク はぁっ…
紫耀
廉、苦しくなっちゃうから深呼吸してみよっか。俺の前してね?せーの、すーはーすーはー
廉
すーっ…はぁ…
紫耀
そうそう、上手だよ!
大倉先生
廉、行けそう?
廉
コク
紫耀
大丈夫、俺の袖掴んどきな
大倉先生
よし、俺が呼んだら2人とも来てな?
紫耀
分かりました!
〜教室〜
大倉先生
今日は転校生が来たで!ちょっと紹介するな?でも、あんまり騒がんといてな?2人とも、来てええで!
紫耀
みんなおはよー
俺は廉と一緒に、教室へ
紫耀
こいつの代わりに俺が紹介します。名前は永瀬廉。イケメンで毒舌で関西弁で話して…。俺の大好きな幼なじみなんだ。だけど、色々とあってみんなとすぐに打ち解けるのは難しいかもしれない。
紫耀
だから…
紫耀
強引に話しかけたりとか、簡単に触れたりとかしないで欲しい…。それがこいつのためなんだ。
そこまで言って、俺は廉に視線を逸らす。
紫耀
俺から…ひとつだけお願いがあります。
紫耀
廉が苦しそうにしてたりとか、少し様子が変だと思ったら俺を呼んで欲しい。なるべく廉のそばにいるけど、そうとは行かない時もあるから…
紫耀
よろしくお願いします!
俺は頭を下げて、廉に視線を戻すと少しだけ頭を下げてる。
友達1
もちろんだよ!これからよろしくね?
友達2
よろしくな!
紫耀
ありがとう…!
廉
コク
大倉先生
よし!今日からよろしくな!仲良くしてやってな!
そして、高校生活が幕を開けたんだ。






