一覧ページ

俺の護衛が近すぎる！6話〜

第2話 - 第7話俺の護衛が近すぎる！

2025年06月07日

#ヤクザ

#BL

#恋愛

もやし

（統也）押し倒してしまった……

遥希

とう…や……？

統也

っ……

統也

遥希さん、今日俺、頑張ったので…ご褒美ください…

遥希

はっ…！？
（ヤバい、なんか統也に…耳としっぽが見える…めっちゃしっぽ振ってるし…）

統也

お願いします…

遥希

うーん……

︎︎

なでなで…

︎︎

統也

っ…（それだけ…？）

遥希

あれっ、しっぽが止まった……

統也

しっぽ……？

遥希

もしかしてまだ足りない？

統也

はい。まだ全然……。

遥希

うん、統也にはいつも世話になってるからな。そのお礼だ。何でもする。

統也

え…良いんですか？……

遥希

統也は、俺に何して欲しい？統也がしたい事していいよ。（マッサージとか？ご飯を作ってあげるとかもいいな…）

統也

俺、知りませんよ？……

理性：プツンッ…

統也

何でも……ですよね？……

遥希

っ……（あっ、これヤバい……？）

ギシッ……

統也

キス……させてください…

遥希

はっ…？

︎︎

ちゅ

遥希

んっ……///

ぐちゅっ…

遥希

ん”ん”っ……（統也の舌…入ってきたっ）

統也

んはっ……

統也

…遥希さん、もう俺…限界です。

スンスン……

遥希

あぁっ…また首…嗅がないで……///

統也

おれ、遥希さんの匂い好きです。

さわっ…

遥希

っ……（服の中に手…入ってきた……）

統也

遥希さんの体…柔らかくて可愛いです。

遥希

とぉやっ…変な触り方っ…しないでっ……っ⸝⸝⸝

統也

遥希さんの全てが好きです……

遥希

わかってる…からっ…

統也

ね…遥希さん……

統也（いや…やっぱり言えねぇ……）

統也

いえ……

遥希

…何（この雰囲気……大体想像つく…）

統也

やっぱり、
まだ…言えません…

遥希

…そうか

遥希

じゃあ、聞くけど…
俺に彼女ができたらどうする？

統也

はっ？無理です。

遥希

な、なんでだよ…（即答…）

統也

それは…嫌だからです。

遥希

理由になってない。

遥希

じゃあ、これは本当の話だが、俺…

統也

何ですか？

遥希

その……好きな人ができたみたいなんだ。

統也

は……？

遥希

おれ、恋愛とかよく分かんなかったけど…そいつと居たら、心臓、はち切れそうになって……

統也

（そんなに顔赤くして言わないでください…（ｽﾞｷ…）

遥希

手、繋いだだけでも、
凄くドキドキして…。
この手、離したくないってなって。
でも、告白、できない…こんな俺じゃ、迷惑かけるだけだし…。

統也

そいつ、どこの誰っすか？…

遥希

あっ、えっと……（目つき悪っ…怖っ…）

統也

そいつ今から俺がぶっ殺しに行きます。

遥希

っ…（統也の話だなんて言えないな。）

ぎゅ……

統也

嫌です俺…
俺だけの物にしたいのに…
俺から離れて行かないでください……（ｸﾞｽｯ…）

遥希

えっ…（そんな事言われたら、ドキドキしすぎて死にそう……）

遥希

なんでそんなに嫌なの…？

統也

好きだからです…(ｽﾞﾋﾞｯ）

遥希

お前の好きは、“家族として”好き…だろ？

ぎゅ……

統也

違う……(ﾎﾞｿｯ

遥希

えっ……？

統也

違うんだって……！

遥希

な、何が…！

統也

俺、遥希さんのこと好きです…家族としてじゃなくて…遥希さんに…恋しています。

遥希

ぇ……

統也

好きです。愛しています。

遥希

あっ、えっ…
（やばい…嬉しすぎて頭真っ白…）

統也

でも俺、この先、遥希さんの傍に俺がいると、遥希さんを危険な目に遭わせてしまうのではないかと思ったので、俺のこの気持ちは死んでも言わないでおこうと思っていました。でももう、我慢の限界です…。
俺はヤクザの世界で生きていますので。これからも、人を殺すし、殺されるリスクも高い。それに遥希さんを巻き込みたくないんです。
俺、遥希さんを幸せにできるよう頑張りますので、俺に時間ください。

もし、気を悪くされたのなら、俺の指でも何でも、落としてくれて構わないです。

遥希

え……（これ、告白…だよな？ヤバい…もう心臓が持たない…⸝⸝⸝）

統也

遥希さん…？
（固まってる…）

遥希

俺が幸せかどうかは俺が決める。時間なんて必要ない。だってもう……俺待てない……。

統也

えっ、それってつまり…

遥希

でも、統也が怪我したり危ない目に遭うのはヤダ……

統也

俺、もっと強くなります。