ベンチに座るとうりさんが、優しく ゆっくり話し始めた。
うり
るなってさ、ヒロ君のことが
”好き”なんでしょ?
るな
!!?!違いますっ!るなは…そんな…アイツなんか…
うり
…”大好き”なんでしょ?
るな
!!
ーるなは、、、、本当は、、、”大好き”なのに、、ー
分かっていた。分かっていて、見ないふりをしていた。
るな
でもっ!あんなに冷たくしちゃって!!るなのこと嫌いに決まってます!!
うり
それでもっ!話した方がいいと思う。友達には……なれるんじゃないかな。
るな
!!
うり
もうすぐ卒業たからさ…話した方がいいと思うな。
ずっと…逃げていた。
気持ちと行動がけんかして、
本当の気持ちは、ずっと伝えられないまま。
ーこのままで終わっていいの?ー
いい……わけがない。
るな
…。分かりました。明日”ヒロ君”と話してみます。
うり
…うん。
うりさんは優しく、どこか悲しくさみしそうに うなづいてくれた。
主
主ですわ
主
短ぇですわ
主
今日もう一話出しますわ
主
ですわ!(だまれ)
主
では,また