TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

私の名前はクローバー、タコガールだ

バイトに専念して3週間くらい経っている

クローバー

こんにちは、クマサン

クマサン

やあ、今日も来たんだね

クローバー

はい、バイト、楽しくて…笑

それは嘘だ、何回も通っている内に バイトの為に行くんじゃなくて、いつしかクマサンと話す為に行くようになって行ったのだ

クマサンの話し方、声色、優しく話してくれる所が好きで、段々惹かれてしまいました もちろん相手に気付かれずに…

クマサン

今日も頑張ってくれたまえ

クローバー

はい!行ってきます!

クローバー

よ、よろしくお願いします

イカガール1

よろしくぅ〜

イカボーイ

よろしくー

タコボーイ

よろしく

WAVE3まで飛ばします

クローバー

くっ…!シャケが多い…!オオモノも倒さないと…!

クローバー

あ、あの!こっちてつだってくれませんか?!

イカガール1

わたしぃ戦えないから無理でぇす

イカボーイ

俺らイカガール1を守るのに手一杯だから無理だよ!

タコボーイ

ごめんねー

クローバー

えっ、そんな…で、でも後ちょっとでおわる…!ここを踏ん張れば!

後ちょっとだと思った瞬間、後ろにいたドスコイに…

ドンッ!

クローバー

えっ…?あっ!!?

ズルっバシャン!

水に落ちたクローバーは浮き輪状態になってしまった

イカガール1

あれぇ?タコちゃん浮き輪になっちゃってるじゃんー

イカボーイ

どうする?助ける?

タコボーイ

どうする?

イカガール1

遠いしよくなぁい?てかこの後飲みに行こーよ!

イカボーイ

それもそうだな!

イチャイチャ

クローバー

だ、、誰か助けて……

WAVE3が終わり、アナウンスが流れる

クマサン

よく頑張った、さぁ、ヘリへ戻っておいで

クローバー

あ…まって…

イカガール1

さっ、いこいこぉ

イカボーイ

おう

タコボーイ

うん

クローバー

そんな……

私以外のヒトは皆ヘリへ戻り、独りぼっちにされてしまった

クローバー

うぅ…どうしよう…

クマサン視点 1時間後

クマサン

……おかしいな、あの子の姿が見えない

クマサン

何かあったのか……?少し資料を見てみるか

1時間後に戻ってきたヒトの人数が1人足りない事に気づいた

クマサン

……まさか、取り残された…?

クマサン

まずい…!早く助けに行かなくては!

クマサン

でも、それだと…

クマサン

……いいや、大事なバイトの子なのだから、迷う事はない

クマサン

自分がミスをしたのだから、自分で助けに行かなくては

クローバー

うう…暗いよぉ……

クローバー

誰か…だれか戻ってきて……

クローバーは1人寂しく涙を流す

クローバー

クマサン…くまさんん……泣

ガサガサ

クローバー

ビクゥッ

クローバー

え…だ、だれ?

草むらをかき分けてくる人物は、ドスコイだった

クローバー

えっ、あ………

ドスコイは見るや否や不気味な笑みを見せると同時にジリジリと近付いてきた

クローバー

ヒッ…こ、こないで……

ジリジリと近付くドスコイに、必死に距離を置こうと後ろに下がるが、壁に追い詰められてしまった

クローバー

あ……や………

ニタニタと笑うその顔が気持ち悪くて、怖くて、段々息がしずらくなっていく…

クローバー

ハッ…ア……や…やだ……ゲホッ…ヒッ……

ゼロ距離まで距離を縮められて、フライパンで殴られようとしたその時

パァンッ!

クローバー

ぁ……えっ…?

目の前に居たドスコイは、一瞬で居なくなって、周りにはインクが飛び散っていた

クローバー

…、あぁ……

目の前に居たドスコイが居なくなり、一気に安心感で意識が遠のいていく

クマサン

大丈夫かい?!

クローバー

くま……さん……?

意識が朦朧としている中、聞き慣れた声が聞こえた、視界がぼうっとしているが、かすかにシルエットが見える……

クローバー

(……あぁ…助けに来てくれたんだ……嬉しいなぁ……)

そう頭で考えた後、意識を手放した

クローバー

う……ん…?

クローバー

ここは……

クマサン

やぁ……目覚めたかい?

当たりを見渡すと、ラジオみたいなのが置かれていた

クローバー

あ……はい、…

クマサン

その…大丈夫だったかい?

クローバー

なんとか……すみません、ヘマをしてしてしまって……

クマサン

いいや、謝るのは私の方だよ、人数合わせに気づかず1時間放置してしまったのは私なのだから…

クローバー

私は大丈夫でしたから…怖かったけど……所で、ここはどこですか…?

クマサン

ここは私の仮眠室だよ

クローバー

……へ??

クマサンの仮眠室??

クローバー

えっ……と、つまりはクマサンが使っている部屋…ですか?

クマサン

そういう事になるね、申し訳ないね、こんな雇い主のベットなんて

クローバー

あっ、いや、別に気にしてませんよ…?(むしろ嬉しい……)

クマサン

このままここで休むのも良いし、体調が良くなったら帰っていいからね

クローバー

はっ、はい

クマサン

ふむ、それでは私はここで失礼するよ

ブツっという音を最後に、ラジオみたいなのから声がしなくなった

クローバー

……〜〜ッ///

クローバー

クマサンが使ってたベット…嬉しい…けど、恥ずかしい…///

クローバー

すごく安心するなぁ…いい匂い…だし、えへへ……

クローバー

クマサンが隣に居るみたい……クマサン…会ってみたいなぁ……

安心したクローバーは、そのまま眠りについた

クマサン

…眠ったみたいだね、随分と想いを寄せてくれて……でも、そろそろ潮時だね…

ザザっと雑音混じりで、残り惜しく感じる声で、そう呟いた

スプラトゥーン3夢小説

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

43

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚