さた
えーっと、とりあえずここについて軽く説明するね。ココは[The backrooms]。聞いたことない?まあ簡単に言うと外国の都市伝説みたいなものだね。

ソルト
うーん、聞いたことあるようなないような…

さた
そ、そりゃそうか!!記憶喪失だもんね、説明を再開するね!

先程の脳天気な顔とは変わり、真剣な表情でさたは語り出す。
さた
[the frontrooms]、これは現実世界のことなんだけど、その[the frontrooms]と対になっている世界を[the backrooms]っていうの。それがココだね〜。

ソルト
話についていけない…

さた
まあまあ、百聞は一見にしかず!気づいた頃にはなんとなくわかるようになるよ! それでさ、キミさえ良ければ僕と一緒にここを探検しない?

ソルト
いいの?邪魔になったりしないかな…あ、出口ってどこにあるかわかる?

さた
全然心配しないでよ!僕もここで人とあったのは初めてだしこれは運命だ! えーと、出口が気になるの?

ソルト
う、うん。なぜだか知らないけど、直感的にここから出ないといけない気がするんだ。

さたは眉をつり上げ腰に手を当て、
エッヘン!と言った。
さた
ふっふー!僕に任せてよ!そうだな、この部屋からの脱出方法は現実的に考えたら3つくらいあるよ♩

ソルト
やったあ、ありがとうさたさん!

さた
さたでいいよ! じゃあいまからこの[level]について説明するね〜!

ソルト
あの、バックルームズ?にはレベルなんてあるの?

さた
そうそう、たっくさんあるよ!どれも最高な場所だから探索するのが凄く楽しい!!早速説明を始めるね!

ソルト
おねがいしまーす!

さた
ここは[level 0]“The Lobby”。 理解度は90%で危険度は⅕。

ソルト
危険度…?ここって危険なところなの?

さた
まあまあそう焦らずに!!ここは[ハウラー]って呼ばれる[entity]がいるだけ!簡単に言うとワイヤーみたいな怪物が存在してるってことね!

ソルト
そんな怪物がこの世に…

さた
それがいるんだよ!現実じゃあありえないような物理法則を無視しているのがbackroomsでは当たり前だからエンティティくらい普通のこと!

ソルト
…まあ無事に家に帰れるならいいんだけど。

さた
ああ、そうだ。その出口の話なんだけどさ?フロントルームズに戻れる出口って訳じゃないよ

ソルト
…え?え?!出られるっていってたじゃん!!

さた
うん、level0 からはね!ごめんごめん、説明がたりなかったよね〜。

さたは目を泳がせながらも両手を合わせ、
いかにもゴメンナサイ!!のポーズをする。
ソルト
じゃ、じゃあ俺は死ぬまでずっとここに居続けるってこと!?そんなのいやだよ!!帰りたい!!!

さた
落ち着いて!!!出られる方法はあるけど、ここからだと確実に帰れるかは難しいし、確実にフロントルームズに帰りたいならもっといい方法があるから僕についてきてよ!

ソルト
本当だよね…?次は嘘じゃないよね…?

さた
嘘はついてない!!説明が足りなかっただけだーー!!
まあそんなことは置いといて、
大丈夫、任せてよ!!!その代わりちょっと僕との冒険に付き合ってくれる?

ソルト
う、うん、フロントルームズ、に戻れるなら少しなら...いいよ。

さた
その言葉聞いたからね〜!!よし!!じゃあ早速ロビーから出るぞー!

…正直ぼくは不安しかない。この脳天気なはちゃめちゃしてる女の子に僕の命を預けてもいいのだろうか。
まあ、今はこれしか方法がないから従うとするが…
なにか危険も潜んでいるらしいし、その時はこの子を見捨て…いやいや、何を考えてるんだ僕は。
と、嫌々ながらも僕は彼女について行くことを決めるのだった…