きんときの一言で色んなことを思い出す
昔の自分は本当に何でも受け入れてしまう自分で言うのもあれだが優しすぎる天使だった
それ故に色々と事件が起きる事に巻き込まれる俺を助けてくれるのはシャークんだった
シャークんは優しくて俺にいつもダメなことは教えてくれて、良き友人だった
そして。俺の好きな人だった
初恋は彼に初めて助けられた日。彼を見る目が圧倒的に変わってしまった
格好いいと、好きだと思った
そこからの生活はシャークん1色でそばにいて楽しくて嬉しくて仕方がなくて
そして俺はまた1つ事件を起こしてしまっていた
悪魔を自分の家にあげてしまっていたのだ
天使の長の跡継ぎとして良くないことは分かっていたが困っていたし壁にぶつかっていた所が痛そうで思わずそうしてしまっていた
そしてそこできんときと出会い
気づけば今日知り合ったばかりの悪魔に一緒に住もうとも言ってしまっていた
何故そんなことを言ってしまったのか?
答えは簡単だ
シャークんが人間の住む街に住むんだと言っていたから
1人になりたくなくて、シャークんといたくて。俺はきんときを利用しようとしていた
でも。そんな思いもいつの間にか忘れ去っていて
いつの間にかきんときが好きになってて
記憶を取り戻した今。何が何だか分からずに混乱していた
きんとき
きんとき
きんとき
きりやん
きりやん
きんとき
きんとき
きんとき
きりやん
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
きんとき
ゆらりときんときが俺の瞳を見つめながら小さく微笑み俺の方へと近づいてくる
俺の記憶はきんときに消されて、本当はシャークんが好きで、今はもう何も分からない
俺は今、彼に何をしてあげればいいんだろうか
彼は今、何を思っているのだろうか
分からないし、きっと悪魔である彼の考えは天使の俺には理解はできない
だから
俺はきんときに抱きついた
きりやん
きりやん
きんとき
きりやん
きりやん
きりやん
きんとき
きんとき
きりやん
きりやん
きんとき
きりやん
きりやん
きんとき
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きんとき
きりやん
きんときが涙を流しながら抱きしめていた俺の背中に手を回した
ここまで色々な事があった。なのにここに最後に行き着けたのは本当に奇跡だったのだと思う
でも、俺は思うんだ
きんときに記憶を消されなくても俺はきんときにいつか惚れていたんじゃないかと
そして泣き止んだきんときを連れて俺達は家路を辿る。
家に帰って
まだ待っていてくれた2人に俺達の今の関係を話すと、帰ってきた言葉は
やっとかよ
だった
そして、数年の時が流れる
コメント
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この物語好きだわ