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裏を持つ同士

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裏を持つ同士

15 - 第15話 共通任務(後編)

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2024年01月05日

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組織の人間(A)

おい…あんたは一体何者なんだ?!

そういうと、黒い帽子を被ったスーツの男は、組織の男の足を狙って銃を発砲したが、かわされそのまま車の陰へと隠れ、こちらの様子を見ていた

そして、ドイツもまたその男が味方なのか敵なのか、未だ怪しく思っていたためその場から逃げる振りをして、地下の駐車場にあるコンクーリートの柱の後ろで様子を伺った

帽子の男は持っていた銃や弾をその場から落とし、そして男の元へとゆっくりあゆみながら話しかけた

組織の人間(A)

(?降参を持ちかけた……?)

組織の人間(A)

(誘いなのか……本当にやってるのか……)

組織の人間(A)

(まあ試しに引っかかってやるか)

組織の人間(A)

そうか、ならここに来てくれ

スパイ(🇩🇪)

(?!あいつ……何を……)

スパイ(🇩🇪)

(もしかして、本当に降参してるのか?)

スパイ(🇩🇪)

(それとも……)

スパイ(🇩🇪)

(まあいい、あの感じあいつの味方ではなさそうだ)

スパイ(🇩🇪)

(それに……察するにきっと特殊警察だな)

スパイ(🇩🇪)

(特殊警察は顔バレしないよう、スーツと帽子を被って任務に励んでいるとよく耳にするな……)

スパイ(🇩🇪)

(とりあえず、あの警察官がどう行動するか……見てやるか……)

特殊警察と犯人との距離が近くなっていくにつれ、ドイツもまた2人の元へと足音を抑えながらも近づいて行った……そして2人が合間見えるぐらいの距離に来た途端……

特殊警察(🇯🇵)

さぁ……来たぞ

特殊警察(🇯🇵)

私を捕まえて、尋問など好き勝手にやれ

組織の人間(A)

そうか……でも、残念だな

特殊警察(🇯🇵)

何が残念なんだ?

組織の人間(A)

だって、見え透いているんだよwそんな誘い誰が受け入れるってんだwww

自ら騙されたなと嘲ながら、彼の眉間に銃口を突きつけ、最期を見届けようとした。だが彼は怯えることもなければ逃げることもなしに、ただその場から動かずまるで、誰かを待っているかのようにしていた

特殊警察(🇯🇵)

さあ、打ってみれるものなら打て

スパイ(🇩🇪)

(おいおい……特殊警察なのに何してるんだ?!)

スパイ(🇩🇪)

(仕方ない、助けるか……!)

特殊警察を助けるべく、ドイツは組織の男を誘導させるため、男の足元を狙って銃を打った

組織の人間(A)

?!なんだ!?

特殊警察(🇯🇵)

(銃……それも少し古い系統のか……)

特殊警察(🇯🇵)

興味深い……

特殊警察(🇯🇵)

(その場から逃げる)

組織の人間(A)

あ!待て!!

特殊警察が追いかけられてる所を、ドイツはまた銃をなるべく足元に狙って打っていた、弾が無くなるまで打ち続けた

だが、打ってきた弾の元を辿り男は持っていた銃で、ドイツの右腕の上腕を撃ち抜いた

スパイ(🇩🇪)

うっ!……バレたか……

組織の人間(A)

お前……まだいたのか

組織の人間(A)

てっきり怯えて逃げたのかと思ったぜw

組織の人間(A)

まあいい、これ以上証人がいれば組織が終わってしまうから、全員殺す

組織の人間(A)

まずは、お前だ

スパイ(🇩🇪)

くっ……ここまでか……

とその瞬間、男の後ろから特殊警察がやってきて、男の腕を拘束させそのまま頭を打ちつけ、気絶させた

スパイ(🇩🇪)

?!……

スパイ(🇩🇪)

待て、特殊警察……

スパイ(🇩🇪)

殺したのか?

特殊警察(🇯🇵)

殺してない、気絶させただけだ

特殊警察(🇯🇵)

こいつは、こちらが預かる……

特殊警察(🇯🇵)

あと、その怪我ここを出る前に何とかしろ

スパイ(🇩🇪)

なぜそんな忠告をする……?

特殊警察(🇯🇵)

お前……スパイだろ?

特殊警察(🇯🇵)

それも、かなり極秘で表向きは護衛とかをやっている組織……

特殊警察(🇯🇵)

そうだろ?

スパイ(🇩🇪)

……そうだ

スパイ(🇩🇪)

まさか、そこまでバレてしまったとは

特殊警察(🇯🇵)

なんせ、看護師がこんな危険な場所から逃げず、なんなら参戦してるんだ

特殊警察(🇯🇵)

スパイ以外何も無いだろう

スパイ(🇩🇪)

そうだな

スパイ(🇩🇪)

それで、特集警察さんよ

スパイ(🇩🇪)

俺のことはどうするんだ?

特殊警察(🇯🇵)

特殊警察(🇯🇵)

処分とかして欲しいのか?

スパイ(🇩🇪)

まあ、色々お前の仕事を邪魔したかもしれんからな

特殊警察(🇯🇵)

そうか

特殊警察(🇯🇵)

だが、処分はしないが礼はやる

スパイ(🇩🇪)

礼?

特殊警察(🇯🇵)

まあ、着いてこい

言われるがまま、彼について行きそのまま車で連れていかれ着いた所は、彼いわく本部にある医療機関らしい

特殊警察(🇯🇵)

とりあえず、ここにいろ

特殊警察(🇯🇵)

私はこいつを本部に連れて、上司に報告する

特殊警察(🇯🇵)

失礼する……

スパイ(🇩🇪)

(あいつ……意外と優しい……?)

そう思っていると、白衣を来た男がやってきて、何やらその警察と会話をして、その後さっき戦った男を連れて行き、白衣の男はこちらに向かった

本部の医師

いやはや……君があの警察長が言っているスパイか!

スパイ(🇩🇪)

警察長……?

本部の医師

そうだよ、確かここに来てから一、二ヶ月ぐらい?で特別夜行警察の長になったんだよ

スパイ(🇩🇪)

(一、二ヶ月で?!……すごいな)

本部の医師

それで、怪我してるんだって?

本部の医師

傷見せてくれるかな?

スパイ(🇩🇪)

あ、はい……

本部の医師

うわぁ……でも弾が残ってなくってよかった

本部の医師

もし残ってたら、手術して摘出しなきゃならないからね

スパイ(🇩🇪)

そうなんですか……

スパイ(🇩🇪)

(この医師……結構話すな)

医師が手当てしながら、ドイツにあの特殊警察についての逸話や特殊警察のグループや任務、ここにいる人材について話した

ここで言える情報として、特殊警察は先程言った特別国際夜行警察、特別夜行警察、国家警察、そして民間警察の4つのグループがあり、中でも特別国際夜行警察は特に上位とされている

※もっと詳しい説明に関しては「物語解説」というところでさせてもらう (して欲しい人がいればコメントにて)

本部の医師

とりあえず、手当ては終わった

本部の医師

そのまま帰れそう?

スパイ(🇩🇪)

ええ、何とか

スパイ(🇩🇪)

でも……車をあの病院に置いてしまった……

本部の医師

それなら大丈夫だよ?

本部の医師

別の警察が今頃持ってきてるから

本部の医師

ありがとね、私の話を聞いてくれて

本部の医師

またいつでも遊びにおいで!

スパイ(🇩🇪)

は、はい……

スパイ(🇩🇪)

(遊びに来てもいいって言われても……)

スパイ(🇩🇪)

(警察本部だぞ?)

そこから、車で家まで向かい入ってみると、イタリアが眠そうながらもずっとソファに座って、ドイツを待っていた

🇩🇪

た、ただいまイタリア……

🇮🇹

んん?……あ、おかえり

🇮🇹

随分遅かったね……仕事で、何かあったの?

🇩🇪

ああ、ちょっとな……

🇩🇪

おいおい、眠そうじゃないか……大丈夫か?

🇮🇹

ん?大丈夫……大丈夫……

🇩🇪

どう見ても大丈夫じゃないだろ。

🇩🇪

ほら、部屋に行って寝ろ

そういいながら、ドイツはイタリアをお姫様抱っこしてそのまま部屋に連れていき、寝かしつけた。

🇮🇹

んん……んん……

🇩🇪

よっぽど疲れてたんだな。

🇩🇪

はぁ……疲れた

🇩🇪

もう寝よ……

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コメント

8

ユーザー
ユーザー

ばかくそ最高な話ですね。イタリア可愛すぎて死ぬううううああああ

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